「千代の山」「千代の富士」が生まれた福島町で栽培されている「横綱椎茸」。手間暇かかる“原木栽培”で作られるしいたけについて、地域おこし協力隊の古市太介さんに紹介してもらいました!
横綱が生まれた町の特産しいたけ
栽培しているのは、管藤さん親子です。福島町では、2軒の農家で横綱椎茸を栽培しています。

ハウスの中を見せていただくと、ありました!立派なしいたけです!

「横綱椎茸」という名前の由来を管藤さんに聞いてみると、
「2人の横綱が生まれた町ですし、横綱の名前をつけても良いくらいおいしいということで、この名前がつけられました。」
時間のかかる原木栽培
なんと、横綱椎茸の栽培には1年半もかかるそうなんです。
①原木に菌を植えます。
②ハウスの中で菌が活動しやすくなるように湿度の管理をしながら2ヶ月ほど置きます。
③その後、林の中に1年間原木を寝かせて、菌を行き渡らせます。
④原木を一晩水に浸けて刺激を与えます。
⑤ハウスの中に並べて10日ほどで発生するということです。

実際に原木を持たせてもらったという古市さんは、
「かなり重たくて、人1人抱えているかのようでした。管藤さんが重労働で大変と話していましたが、本当にその大変さが身にしみてわかりました。」
と話していました。

時間をかけて愛情込めて育てた横綱椎茸。どんな味がするのでしょうか?
管藤さんのオススメは焼きしいたけ。

古市さんに味をきいてみると
「肉厚でとてもコリコリとした食感です。塩をかけただけですがうまみがたっぷりで、このままご飯と一緒に食べたいおいしさです。」
とってもおいしいことが伝わってきます!!
収穫は3月いっぱいで、道南のスーパーなどに出荷されるということです^^
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