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衆院北海道2区補欠選挙 松木謙公氏5回目の当選 国政復帰へ

衆院北海道2区補選

2021年4月26日(月)午前0時13分 更新

吉川貴盛元農林水産大臣の議員辞職に伴う衆議院北海道2区の補欠選挙は25日、投票が行われ、立憲民主党の元議員で共産党道委員会、国民民主党、社民党が推薦する松木謙公氏が5回目の当選を果たしました。

松木謙公氏とは

松木氏は札幌市出身の62歳。
2003年(平成15年)の衆議院選挙で初当選して以降、民主党政権では農林水産政務官などを務めました。
今回の補欠選挙で自民党が候補者擁立を見送るなか、松木氏は立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の統一候補として選挙戦を展開しました。
そして、政府の新型コロナ対策では不十分だとして、現金10万円の一律給付を追加で行うなど対策の強化を訴えました。
その結果、立憲民主党に加え、支援を受けた野党各党の支持層を固めたほか、自民党の支持層や無党派層からも一定の支持を集め、5回目の当選を果たしました。

松木氏「北海道のために」

松木謙公氏は「幅広く応援をいただいた。国民のために北海道のために、北海道2区に住むみなさんのために生活が1ミリでも向上するように頑張りたい」と述べました。
そのうえで政府の新型コロナ対策については、「後手後手に回っている。10万円の特別給付金をもう一度行うほか、PCR検査の拡充も行いたい。国会で仲間を作って話を広げていきたい」と述べました。
また、政治とカネの問題については、「政治家の権限は自分の小遣いを作ることではなく、国民の生活が向上するよう使うべきだ」と述べました。

松木氏の勝因は

松木氏は、これまでの衆議院選挙では、地元の北海道2区からは野党第1党の公認を得て立候補したことはありませんでした。今回、野党第1党である立憲民主党の公認候補として北海道2区で立候補したことは、松木氏の悲願でした。
これにより連合の支援を受け、いわゆる“組織票”を得ることができました。
また、野党4党の統一候補となったことも勝因の1つです。
4年前の選挙では希望の党から松木氏は立候補し、共産党の候補者と争いました。
今回は共産党と候補者が一本化し、北海道2区としては、野党が共闘して臨む初めての選挙となりました。
さらに、自民党が候補者擁立を見送った一方、保守系の候補者が相次いで立候補したことで“保守票”が分散したことも、松木氏に有利に働いたといえます。

2021年4月26日

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