NHK全国学校音楽コンクール、通称Nコン。全国の児童・生徒が日ごろの音楽活動の成果を披露する国内最大規模の合唱コンクールです。今年も、NHK旭川放送局では道北地区大会を開催します。
コンクールに参加するのは、道北の小学校2校、中学校7校、高等学校4校です。
演奏順に、各学校が歌う自由曲をご紹介します。
また、アンケートへの回答から、各校の練習の際の取り組みや、合唱団や学校の特色もご紹介します。
小学校の部
①北海道教育大学附属旭川小学校

少年少女のための合唱組曲 「きっと ほんとは みんな」 から
きっと ほんとは みんな
作詞 里乃塚 玲央 作曲 大田 桜子
- 練習の際の取り組み
上級生が下級生にアドバイスするなど、一人一人の児童が主体的に練習に取り組んでいます。距離をとりながら取り組んだり、マスク着用で練習したりしているため、大変な部分も多いのですが、音程に気をつけながら優しい声で歌う練習をメインにしてきました。
- 合唱団や学校の特色
日本で一番北にある附属小学校です。合唱団は創立46年になりました。校地面積は日本一と言われるほど広く、クワガタやリスがいる自然豊かな学校です。のびのびと体を動かしたり、思いきり遊んだりすることができるグラウンドが4つあります。
②旭川市立西御料地小学校

同声合唱のための組曲 「こころのてんきよほう」 から
こころのありか
作詞 片岡 輝 作曲 鈴木 憲夫
- 練習の際の取り組み
明るく自然な発声を大切にし、基礎練習を丁寧に行っています。体をほぐす体操、練習の心構えの暗唱、母音唱などの様々なメニューを取り入れながらがんばっています。コンクール前は合宿をして、楽曲への理解を深めています。
- 合唱団や学校の特色
団のモットーは「心に響く本物の合唱をめざして」です。1年生から6年生まで、歌の好きな仲間で楽しく活動しています。
審査結果(小学校の部)
🥇金賞 旭川市立西御料地小学校
🥈銀賞 北海道教育大学附属旭川小学校
中学校の部
①旭川市立神楽中学校

女声合唱 とピアノのための月・星・地球 から
ふるさとの星
作詞 谷川 俊太郎 作曲 信長 貴富
- 練習の際の取り組み
合唱曲の音読、リズム読み、毎回の合唱で見えた課題を次のパート練習で克服するという取組を行っています。他にも、同じリズムで動くパートをリストアップして、リズムやハーモニーの確認をしたりしています。一人一人にタブレットがあるため、合唱曲のパート別音源や伴奏音源をタブレットにアップし、家でも練習したり、聴いたりしています。
- 合唱団や学校の特色
開校75年になる、旭川市でも歴史のある学校の一つです。ステンドグラス風の窓や吹き抜けなど、とても美しくおしゃれな校舎です。ここ2年はコロナ禍で歌えていませんが、毎年の校内合唱コンクールは、地元にあるクリスタルホールで開催されています。合唱部は各学級の戦力となり活躍しています。今年度は3年生にとって最初で最後のクリスタルホールでの開催ができることを楽しみにしています。
②旭川市立東明中学校

混声合唱のためのコスミック・エレジー から
わが抒情詩
作詞 草野 心平 作曲 千原 英喜
- 練習の際の取り組み
体幹トレーニング、発声練習等、基礎練習は生徒を中心に行っています。
③旭川市立愛宕中学校

女声合唱とピアノのための初心のうた
作詞 木島 始 作曲 信長 貴富
- 練習の際の取り組み
発声 パート練習 歌詞の理解
- 合唱団や学校の特色
学年の隔たりがなく、仲が良いです。
④旭川市立東陽中学校

天使と羊飼い
訳詞 大熊 進子 作曲 Zoltán Kodály
- 合唱団や学校の特色
近年、合唱部の入部者人数が減っていますが、歌が好きな生徒達で日々練習に励んでいます。今年度は久しぶりの女声合唱なので、女声合唱の響きを楽しみながら取り組んでいます。
⑤北海道教育大学附属旭川中学校

女声合唱曲集 「うたを うたう とき」 から
春
作詞 新川 和江 作曲 信長 貴富
- 練習の際の取り組み
コロナ禍において、歌唱の活動ができなかった際は、歌詞の意味を理解したり、リズム打ちに強弱を交えたりしながら、曲の理解に努めました。歌唱の活動が再開してからは、各パートの音色を揃えるために息のコントロールや声の出し方などの基本的なことを大切にしながら、スキルの向上に励みました。
- 合唱団や学校の特色
私たちは、先輩後輩という関係も大切にしながら、自分の意見を積極的に伝えることを心がけ、互いに高め合っています。本校の部活動の中で人数が最も少ない音楽部ですが、一番エネルギッシュな部でもあるので、演奏にも表現したいと思います。また、附属中学校は「自立を目指す」ことを教育目標に掲げているので、部活動を通じて「自立」に近づけるように頑張っています。
⑥旭川市立緑が丘中学校

女声合唱曲集 「うたを うたう とき」 から
春
作詞 新川 和江 作曲 信長 貴富
- 練習の際の取り組み
発声練習、筋トレ、ストレッチを行い、息や発声に重点を置いて基本を大切にしながら、練習に取り組んでいます。また、歌詞解釈に時間をかけ、一人一人の考えを交流し、緑が丘中学校の合唱部として、聴いてくださる人達に何を伝えるかを深く考え、歌に込めています。3年生がリーダーとなって、全体の練習や各パートの練習メニューを毎回自分達で考えて進めています。
- 合唱団や学校の特色
本校は『文武両道』を目標に掲げており、部活動に積極的な校風です。合唱部の練習場所の音楽室が3階にあり、グラウンドが見渡せる環境です。グラウンドで他の部活動の生徒が頑張っているのを見ながら、お互いの部活動を応援し、応援される合唱部を目指しています。部員達は歌うことが大好きで、思うように歌うことのできなかった3年間の思いを込めて、合唱する喜びを感じながら部活動に励んでいます。
⑦和寒町立和寒中学校(フリー参加)

女声合唱組曲 「今日 もひとつ」 から
今日もひとつ
作詞 星野 富弘 作曲 なかにしあかね
- 練習の際の取り組み
わかりやすい言葉をどれだけ深めていけるのか、三浦綾子さんの学習で知ったこと、「塩狩峠」に込められている人間愛、ひかりをもとに詩を理解していきたいと思っています。
- 合唱団や学校の特色
北海道で一番北にある合唱部
審査結果(中学校の部)
🥇金賞 旭川市立緑が丘中学校
🥈銀賞 北海道教育大学附属旭川中学校
🥉銅賞 旭川市立神楽中学校
🥉銅賞 旭川市立東明中学校
🥉銅賞 旭川市立愛宕中学校
🥉銅賞 旭川市立東陽中学校
高等学校の部
①旭川藤星高等学校

フォーレ合唱曲集女声合唱篇 から
Maria, Mater gratiae / Tantum ergo
作曲 Gabriel Fauré
- 練習の際の取り組み
基本の発声と詩のイメージを表現することを大切にしています。
- 合唱団や学校の特色
カトリックのミッションスクールで、4年前に女子高から共学になりました。現在男子部員は1人で声域はバリトンですが、コンクールではファルセットで歌います。
②北海道旭川東高等学校

立原道造の詩による3つの心象 から
この闇のなかで
作詞 立原 道造 作曲 相澤 直人
- 練習の際の取り組み
基礎練習では、部員同士ペアで、アドバイスをし合いながら、互いのよい所を知り伸ばしつつ、弱点を知り克服していけるよう進めています。合わせでは、先生と生徒が活発に意見を交わし、全員で曲作りに取り組んでいます。
- 合唱団や学校の特色
勉学と部活動の両立を第一に、週5回(平日1.5~2時間、休日3時間)の練習をしています。大正14年創立の歴史ある部で、OBとの繋がりが深く、親しまれており、愛唱曲を歌い継ぐなど長い歴史を代々紡いできました。日々学び、曲から感じることなどを全員で共有して主体的に音楽を創っています。
③北海道旭川西高等学校

合唱とピアノのための空の名前 から
天空歌
作詞 永瀬 清子 作曲 信長 貴富
- 練習の際の取り組み
高校から合唱を始めた部員が多いので、基礎的なことを中心に、音楽を楽しむことを重視しています。また、より音楽を楽しむために、歌詞の解釈には時間を掛けて、部員全員で意見を戦わせながら理解を深めています。
- 合唱団や学校の特色
女声合唱の澄んだ美しい響きを大切にしています。
④旭川龍谷高等学校

無伴奏混声合唱のための二つの「理由 」 から
私が歌う理由
作詞 谷川 俊太郎 作曲 三宅 悠太
- 練習の際の取り組み
基本、部員たちが自主的に練習メニュー(ストレッチ、トレーニング、パート練習、セクション練習など)を考え、実践しています。指示されるだけでなく、自ら考え実践し、次の練習に活かすという習慣を大切にして、主体的に活動することを心掛けています。
- 合唱団や学校の特色
本校は、仏教校のため合唱部は「聖歌隊」としても活動をしています。入学式や卒業式、月1の仏参行事では、非常に厳かな雰囲気の中、聖歌隊が聖歌を歌い伝統ある仏式で行われます。
審査結果(高等学校の部)
🥇金賞 旭川龍谷高等学校
🥈銀賞 北海道旭川東高等学校
🥉銅賞 旭川藤星高等学校
🥉銅賞 北海道旭川西高等学校
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