NHK札幌放送局

ひるナマトークSP「恐竜にまみれる楽しさ」小林快次さん

ひるナマ放送記録

2019年11月15日(金)午後5時22分 更新

ゲストの 小林快次さん(北海道大学総合博物館副館長・教授)は日本の恐竜研究の第一人者。大発見となったむかわ竜発掘の裏話や化石発掘現場の魅力をたっぷり聞きました。

むかわ竜の学名に込められたのは
むかわ竜の化石は、日本産の恐竜全身骨格では最大です。ティラノサウルスなどがいた時代の日本の様子を知ることができる、大変、貴重な化石です。
新種であることも判明し、今年9月に新たな学名が小林さんたちによって発表されました。
「カムイサウルス・ジャポニクス」と名付けられた「むかわ竜」。「日本の神トカゲ」という意味で、まさに日本を代表する「竜神」のような恐竜で、優しいが怒ると怖い、植物食恐竜だったそうです。

発掘開始から学名の発表まで6年かかりましたが、これは恐竜研究では早い方なのだそうです。

発掘作業で見たことのない骨が
準備と計画を練り、2013年から本格的に発掘作業へ。崖を崩し発掘を続け、大腿骨の化石が見えて来て、後ろ足、尻尾と下半身を発見し、大発見に現場はみな喜んだそうです。
翌年の終盤に、抜け落ちた歯の化石を発見し、頭骨の化石の発見にも成功しました。化石のクリーニング作業が進み、これまで見たことがない骨があり、新種だと確信したそうです。

化石の世界へいざなった一言
小林さんが化石の世界にのめり込んだのは中学1年生の時。それまでは寺社や、仏像好きの少年だったそうです。理科クラブの活動で化石発掘に行った際、自分だけ化石を発見できなかった時に顧問の先生に「割れば割るほど、見つかる可能性は上がりますよ」と言われた一言で、勇気と力が沸いて、小さな化石を発見。それが化石の世界にのめり込んだ瞬間だったそうです。

子どもたちへ「三日坊主を恐れるな!」
2004年には、アメリカで日本人初の恐竜博士号を取得。翌年に北海道大学へ。人間が立ち寄らない荒野やツンドラ、渓谷での発掘作業を行うため、命の危険にさらされることもしばしば。グリズリーに遭遇したり、濁流を渡らなければならなかったりしたことも、あったそうです。
しかし恐竜研究の醍醐味は発掘で、今はいない恐竜に挑む楽しさがあり、自分でデータを増やす楽しみや、人類の大発見を自分でできるかも知れないという快感があるそうで、小林さんは子どもたちに向けて「三日坊主を恐れずに何でも試して見よう」とメッセージをくれました。

(2019年11月14日放送)

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