NHK札幌放送局

サケ不漁対策に稚魚のエサ

サケチャンネル

2020年4月19日(日)午後9時41分 更新

サケ稚魚を放流して、帰ってくるサケを取る秋サケ漁は、深刻な不漁が続いています。この対策として道は今年度、放流する前の稚魚に特別なエサを与える実証試験を始めることにしています。

去年の道内の秋サケ漁は、記録的不漁だった3年前を下回り、この30年余りで最も少なく、深刻な不漁が続いています。
秋サケ漁は、人工的にふ化させて育てた稚魚を川に放流し、4年ほどかけて海をめぐったあと戻ってくるサケなどを漁獲しています。
このため道は、放流した稚魚が海で生き残る割合を高めるため、今年度、放流する前の稚魚のエサにDHA・ドコサヘキサエン酸を加える実証実験を始める計画です。
これまでの研究では、稚魚がDHAを取り込むと泳ぐ力が高まり、飢餓状態に強くなる可能性があることが分かっています。

道内で放流されるサケの稚魚は毎年10億匹あまりで、道はこのうちの1%近くにあたるおよそ800万匹にDHAを含んだエサを与えて、生き残って戻ってくる数に違いが出るかを調べることにしています。

2020年4月19日放送

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