NHK札幌放送局

札幌医大がアイヌ遺骨一体を返還 #アイヌ

ウピシカンタ

2019年8月9日(金)午後6時27分 更新

アイヌの人たちの遺骨を現在も保管している札幌医科大学で、地元のアイヌ協会へ返すことが決まっていた1体について、9日、双方の代表が出席して返還されました。

札幌市中央区にある札幌医科大学は、研究目的で発掘するなどした、アイヌの人たちの遺骨、264体を保管しています。

このうち、昭和54年に十勝の浦幌町の道路工事中に見つかり、町から大学に持ち込まれた遺骨1体について、地元の「浦幌アイヌ協会」が返還を求める訴えを起こし、ことし6月に和解し、協会側に返還されることが決まっていました。
これを受けて9日、大学で、双方の代表者が出席して遺骨の返還が行われ、札幌医科大学の三浦哲嗣医学部長が「浦幌町のアイヌ遺骨だと裁判所の判断が下されたことなどから、本日、渡せることになった。この間、協会の希望に応えられず、大変申し訳なく思っている」と謝罪しました。
そして三浦医学部長から、遺骨がおさめられた箱が、浦幌アイヌ協会の差間正樹会長に手渡されました。

差間会長は、「遺骨があることがわかってから、早く自分たちの土地に帰してやりたいと思っていただけに、実現して本当にうれしい。私たちの流儀に則って、先祖を敬い再埋葬を行いたい」と話していました。

2019年8月9日

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