NHK札幌放送局

アイヌの伝統的な工芸品を引き継ぐために #アイヌ

ほっとニュース北海道

2019年1月4日(金)午後5時30分 更新

日高の平取町の自慢は、アイヌの伝統的な工芸品。伝統を守り、後世に伝えるため、町では、さまざまな事業が始まっています。

日高山脈から流れる沙流川流域に位置する平取町では明治以前からアイヌの伝統工芸品が盛んに製造されてきました。

地域で生産される木のお盆「イタ」と木の皮の繊維を織り上げた「アットゥㇱ」は、平成25年に北海道で初めて国から「伝統的工芸品」に指定されました。100年以上、アイヌの伝統技法を守り続けていることなどが評価されています。この伝統を守るには、工芸家の担い手を確保することが重要です。

平取町は全国から町おこしに意欲のある若者を募集して「地域おこし協力隊」として町に移り住んでもらう活動を続けています。この協力隊の若者にアイヌ工芸を学んでもらい伝統の担い手として町に住み続けてもらう事業を今年度から始めました。

また、伝統を残すためには、より多くの人に工芸品を手に取ってもらうことも大切です。来春、町に訪れた人に工芸品を好きになってもらうための施設が開業する予定で、現在その準備が進められています。オープン後は、工芸家が作品を作る様子を見学できるほか、伝統工芸にちなんだ記念品を作る体験も可能です。将来を見据え、町と工芸家が共に自慢の伝統を守ろうとしています。

2018年12月21日放送

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