道東の山々から①~労山熊見山~

ひと月ひと山を目標に道東地方の山を巡る「道東の山々から」。４月上旬、まだ雪が残る労山熊見山（1328m峰）に登りました。雪の下は笹やハイマツが生い茂り道も無く、この時期だけ歩けます。山頂からは、北に大雪山や十勝岳、南には日高山脈の切り立った稜線の絶景が広がります。

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【労山熊見山~残雪を登る~】

3人のうち2人が登山初心者、というチームで撮影へ向かいました。前日にはしっかりと装備を調え、いざ登山開始！

ほぼ経験ゼロのスノーシューに浮足立ちながら、森を抜け、山の中腹まで順調に進みました。しかし、登るにつれて風が強まり、山頂ではすっぽりと雲に覆われてしまいました。西側には厚い黒い雲も見えていたため、残念ながら撮影を諦め、下山の判断...。

この日は見事に晴れました。山頂では、日高山脈の鋭い稜線がはっきりと見えていました。

さらに、遠くの十勝岳連峰や大雪山系まできれいに見え、思わず見とれてしまいました。今回、山の天気の難しさを感じさせられましたが、やはり晴れの日の山は良いものですね。

登山には自然の中に身を置ける魅力があります。一方で、歩くルートの状況や天気などをよく知っておくことが大切です。しっかりした装備と準備で、安全に楽しめると良いですね。