この冬、各地を襲った寒波。暖房による電気の使用が増えたために電力需給がひっ迫して、電力使用率99%という厳しい状況に追い込まれる地域もありました。なぜこのようなことが起こったのか。調べていくと、「今の発電のあり方のまま、この先も進んでいくことが、いよいよ難しくなってきたのかもしれない」という実情が見えてきました。一方で、将来を見据えた確かな挑戦が、各地で行われていることも分かってきました。
日々の生活の中で「当たり前のようにある電気」に慣れてしまっている態度を変えていかなくてはいけないのではないか…。取材している私たち自身も考えさせられました。そして、生活に欠かせない電気のことについて、是非、皆さんと一緒に考えていきたい、そう強く思ったのです。
このシリーズでは、そのための材料となる最新の情報を、継続取材しながら、提供していきたいと思っています。
エネルギー取材班
国立公園保護と地熱発電 両立の道は? 6月28日公開
地熱資源と温泉の関係を探れ! 5月31日公開
地熱発電と温泉が共存するために 4月30日公開
掘削に求められる「神業」 3月29日公開
電気からトマトまで 地熱発電の恵み 3月25日公開
「今のまま」は 維持できない 3月23日公開
※第1弾として、3月19日(金)午後7時30分~放送「北海道道 再び動き始めた地熱発電」の取材をもとにした内容をご紹介しています。
北海道道「再び動き始めた地熱発電」再放送のお知らせ
[総合] 2021年04月19日 午前10:15〜