北海道の北西30キロに浮かぶ天売島(てうりとう)は、周囲12キロの小さな島。島の東側ではおよそ270人が暮らし、漁業などを営んでいる。西側の断崖は海鳥の繁殖地、毎年100万羽がやってくる。ウミガラス(オロロン鳥)に魅せられ、保護活動に力を入れる自然写真家。島で生まれ育ち50年以上を海の男として生きてきた漁師。その姿に憧れ、漁師を目指す定時制高校の3年生。島の自然と向き合い生きる人たちを見つめる。
【小さな旅 「海鳥 舞うころに ~北海道 天売島(てうりとう)~」】
7月17日(日)午前8:00~[総合]

島の多くの人が、漁業に関わっているんです。赤ちゃんも大きいタコに興味津々!まだ手伝いはまだ早いかな?でも、ここでは、家族みんなで漁を手伝います。
漁だけではありません。天売島は、何と言っても“海鳥の楽園”です。
毎年100万羽以上が、天売島にやってくるそうです。ケイマフリ、ウトウ、ウミウ、オオセグロカモメなど、たくさんの海鳥を見ることができます。
中でも、“オロロン鳥”こと「ウミガラス」が生息するのは日本では天売島だけです!


天売島で自然写真家をしながら、海鳥観光のツアーを行う人がいます。


「どこに行っても、天売島に帰りたくなるんです。」と話すのが、寺沢さん。40年間、天売島で海鳥のことを見守っています。
また、天売島には定時制で16人が通う天売高校があります。
2022年5月に放送をした、北海道発地域ドラマ「春の翼」は、その天売高校が舞台ドラマでは、冬にロケをしたので、冬景色でしたが、初夏の景色にも圧巻されますね。

その天売高校に通う高校生にも話を聞きました。

天売高校は全国から高校生が集まります。日中は仕事をして、夜間に授業という生活を送っています。
「卒業しても天売島に残ります!漁師になりたいんです!」と話してくれた、笹熊輝さん。この一言だけでも、島の魅力が伝わりますね。

放送よりも先に少しだけ紹介しましたが、こんな素敵な島を覗いてみませんか?
放送は、
【小さな旅 「海鳥 舞うころに ~北海道 天売島(てうりとう)~」】
7月17日(日)午前8:00~[総合]