NHK札幌放送局

ワクチン接種 課題山積

ほっとニュース北海道

2021年1月26日(火)午後2時06分 更新

新型コロナウイルスのワクチン接種について、札幌市は調整などを担う専門の部署を立ち上げて準備を進めています。しかし、国からワクチンが届く時期や数量が伝えられない中、接種会場の確保などに苦慮しています。

ワクチンいつくる?どこで接種?

札幌市はことし1月、「ワクチン接種担当部」を立ち上げました。職員12人態勢で準備を進めています。ワクチンは1人あたり2回の接種が見込まれ、札幌市だけでもおよそ400万回分に上ります。
しかし、現時点で、国からワクチンの種類や入荷時期など詳しい情報は寄せられていないということです。


さらに、実際に接種が行われた場合、副作用の有無を確認するのに30分程度はその場で様子を見る必要があるということで、一定のスペースを確保できるかどうかが大きな課題になりそうです。
市は接種会場として医療機関を想定しているものの、「クリニックなどでの対応が難しい場合は医療機関以外も会場として考えていく必要がある」としています。ただし、国のスケジュールが見通せない中、具体的な施設の選定は進んでいません。

保管の問題も

さらに、ワクチンの種類によっては保管する温度が異なることも状況を難しくしています。
このうち、現在、審査が行われているファイザー社製のワクチンには、マイナス75度前後の「超低温」に対応できる特殊な冷凍庫が必要になります。
市によりますと、国から100台を超える冷凍庫を調達する予定ですが、今後、その置き場所についても調整を進める必要があります。

札幌市ワクチン接種担当部 柏原理部長
「国からどういうワクチンがいつ、どれくらい入るのか全く読めない。私たちも市民と同じように情報がない中で進めているので、国にはしっかりと情報を公表してほしい。400万回を本当に全部できるのかという不安もあるが、しっかりと準備を進めたい」

北見市や函館市では

北見市では、公共施設などを会場に、医師や看護師を派遣する形での集団接種を検討しています。ワクチンが届く時期などが見通せないため具体的な場所の選定はまだ進んでいないとしながらも、現時点では公民館などを想定しているということです。

北見市の担当者
「一部のワクチンについては国から保管のための冷凍庫が届く予定だが、それも数に限りがあり、接種する場所をたくさん設けるのは難しいのではないか。接種開始から当面は集団で接種するのが効率的だと考えている」

また、函館市は、集団で接種できる会場の選定を進めると同時に、市内のクリニックなど小規模な医療機関にも接種会場を引き受けてもらえないか今後、意向調査を行う予定です。そのうえで、市民がみずから最寄りの医療機関に予約を入れて接種を受けてもらうことも想定しているということです。

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