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2022年10月 標茶町長選挙 現職・佐藤氏が再選果たす

  • 2022年10月4日

任期満了に伴う道東の標茶町の町長選挙は10月2日に投票が行われ、現職の佐藤吉彦氏が新人を抑えて2回目の当選を果たしました。

標茶町長選挙の開票結果です。
▼佐藤吉彦(無所属・現)当選 2264票
▼類瀬光信(無所属・新) 1842票
現職の佐藤氏が新人で元町議会議員の類瀬氏を抑えて2回目の当選を果たしました。投票率は68.73%で、前回・4年前に比べて4.76ポイント低くなりました。

佐藤氏は標茶町出身の65歳。
1981年(昭和56年)に町役場に入り、住民課長や保健福祉課長を務めたあと、前回の町長選挙に立候補して初当選し、現在1期目です。

佐藤氏は「ミルクプラントの建設を支援し生乳の付加価値を高めることで酪農業の振興を図るとともに、保育園の改築や小中学生の給食費の無料化など子育てしやすいまちづくりに取り組みたい」と話しています。

佐藤氏 “酪農振興 子育て支援充実を”

選挙から一夜明けた11月3日、佐藤氏はNHKの取材に対し、「1期目の4年間を評価していただき、さらに4年間任せるということだと思う。町民の期待をひしひしと感じる」と述べました。

そのうえで422票差という結果について、「私への批判があることを真摯に受け止める。これまで以上に町民への説明責任を果たしてきたい」と述べました。
また、2期目に取り組む政策について、佐藤氏は「標茶は酪農地帯だが、町外で製品化しているのでミルクプラントを建設して生乳の付加価値を高め、町内の直売所で販売できるようにしたい」と述べ、酪農業の振興に力を入れて取り組む考えを示しました。

さらに、子育て環境を整えるため、小中学生の給食費の無償化を2023年(令和5年)春からスタートさせたいという考えを明らかにしました。
一方、標茶町や厚岸町で乳牛を繰り返し襲っているヒグマ通称「OSO18」について、佐藤氏は「道との協力態勢が整ってきており、できる限り早く捕獲したい」と述べ、鳥獣被害を防ぐため、若手のハンターの育成を進める考えを示しました。


詳しいインタビュー記事はこちらです↓

標茶町長選挙で再選 佐藤吉彦町長に聞く

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