ロボット技術やアイデアを競う「全国高等専門学校ロボットコンテスト」。ことしは自作した紙飛行機をロボットが飛ばして、円形のスポットや滑走路の台などに着地させて得点を競います。北海道地区大会の各チームはそれぞれ紙飛行機を一度に大量に飛ばしたり次々と高速に発射したりするなど工夫を凝らしたロボットで競技に臨みました。全国大会出場をかけた戦いを13日(日)の午後1時5分から総合テレビ(北海道ブロック)で放送します。

10月16日(日)、旭川工業高等専門学校で、「第35回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2022 北海道地区大会」が開かれました。これまでコロナ禍でリモート開催だった高専ロボコン、3年ぶりのリアル開催です。
大会には、旭川、釧路、苫小牧、函館の4つの高専から、8つのチームが参加。11月27日(日)に東京、国技館で開催される全国大会への出場を目指して、アイデアと技術を競いました。

今年の競技課題は、「ミラクルフライ」。紙飛行機をロボットが飛ばして、フィールド内のスポットに乗せて得点を競い合う対戦形式です。

フィールド内には、テーブル状のスポットのほか、アクリル製の筒も置かれ、これに入れると高得点となります。

どのような機構で紙飛行機を飛ばすのか?いかにしてコントロールが難しい紙飛行機を決まった場所に乗せるのか?学生たちのアイデアと技術が試されます。



大会では、予選ラウンド16試合、決勝トーナメント3試合が行われました。圧縮空気やゴムの力で紙飛行機を飛ばすチーム、回転するローラーを使って飛ばすチーム、1機ずつ確実にスポットに乗せようとするチーム、一度にたくさんの飛行機を飛ばそうとするチームなど、学生たちの意外なアイデアや巧みな技が光りました。


若い“ロボコニスト”たちが奮闘する熱いドラマを伝えます。13日(日)の午後1時5分から総合テレビ(北海道ブロック)での放送です。ぜひご覧ください。