NHK札幌放送局

広がるオホーツクの豆

オホーツクチャンネル

2020年12月11日(金)午後7時08分 更新

十勝地方のイメージがある「豆」ですが、オホーツク地方でもいま、豆の生産に力をいれているんです。広がり始めるオホーツクの豆、その魅力を取材しました。(北見放送局 キャスター 寺前 杏香)

小豆に大豆、白花豆、とら豆、金時・・・。オホーツク地方では約10種類の豆がとれるんです。特に近年、豆の生産はどんどん盛んになり、この5年間で15%以上も増えました。もともと日照時間が長く、夏でも涼しいところが多いことに加えて、温暖化で冬も霜が降りるのが遅くなり、豆の生育に適した環境になりつつあります。

豆生産を支える巨大工場

豆の生産が増えた背景には、気候が適していることだけでなく、ある施設の誕生がありました。こちらは、おととし大空町に完成した、オホーツクビーンズファクトリー。オホーツク地方でとれた豆類はすべてここに集まり、選別されます。この施設の誕生で農家も安心して豆を育てられるようになり、供給量が増えたんです。

選別はまず粒の大きさをふるい分けることから始まります。まずは穴の大きさが違う網をたくさん用意します。それを豆の種類や等級に合わせて、機械にセット、自動でふるい分けていきます。

その後、機械で豆の色や形状をさらに精査します。流れてくる豆を瞬時に判別し、色や形が基準に満たない豆をはじいていきます。このようにいくつもの工程で豆の選別や異物の除去をするんです。 

オホーツクビーンズファクトリー 廣部史佳さん
「オホーツクでは、小豆・大豆を中心に作付け面積が増えています。オホーツクの豆が、多くの皆さんの口に届くようになればいいと思います」

地元の豆で地域を盛り上げる

地元のお菓子屋さんではオホーツクの豆を活用した商品が登場しています。北見市にある菓子店では「どら焼き」にかつては違う産地のものを使用していました。しかし、粒あんにしたときの質の良さや安定供給が見込めるようになったことから、1年前、地元産のブランドに切り替えました。

さらに、食べる以外の活用法も。オホーツクビーンズファクトリーでは、地元の大学と共同で大豆をつかったハンドクリームを開発しました。農家、加工施設、そして地元の方々がオホーツクの豆が多くの人に届くよう、地域ぐるみで盛り上げています。

2020年11月27日放送

北見局のニュースは
オホーツクチャンネル」で!!

関連情報

新型コロナ 偏見と どう闘ったのか

オホーツクチャンネル

2020年6月10日(水)午後3時30分 更新

見られなかった桜~ひがしもこと芝桜公園~

オホーツクチャンネル

2020年5月22日(金)午後0時00分 更新

#04 地元をよりよく

オホーツクチャンネル

2021年3月19日(金)午前11時11分 更新

上に戻る