NHK札幌放送局

伝統の丸木舟「チプ」製作へ 原木伐採

ウピシカンタ

2021年2月20日(土)午後8時52分 更新

千歳アイヌ協会が中心になってアイヌ伝統の丸木舟「チプ」を30年ぶりに製作することになり、20日、原木になるカツラの木の伐採が行われました。

千歳アイヌ協会と千歳市は若い世代にアイヌ文化を伝えていこうと、「チプ」と呼ばれる民族伝統の丸木舟を30年ぶりに製作することを決めています。
20日は新ひだか町の国有林に関係者など20人が集まり、交付金を使って購入した原木になるカツラの木の伐採が行われました。
はじめに樹齢250年ほどとみられる大きなカツラの木の前で、アイヌの人たちが「カムイノミ」と呼ばれる儀式を行って祈りをささげました。

このあと作業員がチェーンソーで木を切り倒し、重機を使って搬出していました。
今後、幹の部分をくりぬくなど製作を進め、ことし8月ごろまでの完成を目指すということです。
丸木舟づくりに初めて参加する千歳アイヌ協会の西村晃太さん(26)は「私のような若いアイヌが文化を伝承し、次の世代につないでいきたい」と話していました。

2021年2月20日

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