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「タイトル未定」「僕が見たかった青空」それぞれのアイドル

  • 2023年7月21日

6月に結成された新しいアイドルグループ「僕が見たかった青空」。応募総数は過去最大規模の全国3万5千人。 北海道からオーディションの最終審査に挑む2人を追った。 そして、4月に全国CDチャート3位を記録した北海道のローカルアイドル「タイトル未定」に密着。 アイドルとして北海道から全国を目指す少女たちの今を見つめる。 

北海道道「アイドルに青春かけて〜北海道から全国へ 少女たちの今〜」
放送:2023年7月21日(金)夜7:30~7:56[総合]
   ※北海道ブロック
   ※NHKプラス見逃し配信2週間予定

■「僕が見たかった青空」オーディションに密着

今年6月、乃木坂46の公式ライバルグループとして結成された「僕が見たかった青空」

そのオーディションには、全国から3万5千人が応募。
今年3月、全国7カ所で2次審査が行われた。

北海道から最終審査まで通過したのは
岡本莉央さん(右) 工藤唯愛さん(左)のたった2人だ。

岡本莉央さん
江別市の学校に通う、高校生2年生。
幼いころからアイドルが大好き。アイドルのオーディションは2度目。
前回は惜しくも3次審査で落選、どうしてもリベンジがしたかったという。
オーディションで東京に行く際には、バイト代やお小遣いを使って自分で航空券を手配している。

工藤唯愛さん
北海道の中学2年生。母にすすめられてこのオーディションに参加した。
アイドルのオーディションを受けるのは初めて。
普段は吹奏楽部でオーボエを担当。自己PRタイムでは得意の口笛を披露した。

北海道から一緒に駒を進めてきた2人。

最終審査に受かれば、すぐアイドルに。人生をかけた大舞台にカメラが密着した。

■知られざるライブアイドルの世界

全国に3000組以上はいると言われている女性アイドル。

今回結成された「僕が見たかった青空」のように、大手レコード会社からデビューし、すぐにテレビやCMの出演が叶う、そんなアイドルは、ほんの一握り。

乃木坂46などメディアを中心に活躍するアイドルは「メディアアイドル」と呼ばれている。

そして、3000組の中のほとんどのアイドルは「ライブアイドル」と呼ばれる、主にライブハウスで活動するアイドルだ。

そんなアイドルの収入となるのは、ライブ後、有料でインスタント写真を撮ったり、グッズにサインしたりする特典会。小さなライブハウスでデビューし、地道にファンを獲得しながら、大きなライブ会場を目指して活動を続けるのが一般的だ。

地方を拠点としたアイドルはほとんどすべてがこの「ライブアイドル」に属している。

■全国で注目!北海道発ローカルアイドル「タイトル未定」

そんな「ライブアイドル」の中で、ここ北海道から徐々に活動の幅を広げ、注目を集めているアイドルがいる。

4月18日の全国CDチャートを見ると…
著名なアイドルグループ、SixTONES、乃木坂46に次いで3位、4位にランクインしているのは「タイトル未定」

2020年にデビューした4人組のアイドルグループだ。
ちょっと変わった「タイトル未定」というグループ名には、「まだ何者でもない今を大切に」という意味が込められているという。

■キーワードは“2拠点” ローカルアイドルの新戦略は

これまでのローカルアイドルというと、地元のお祭りに出演して盛り上げたり、特産品のPRイベントに出たり、といった地域に根差した活動のイメージを持つ方も多いかもしれない。

だがこの「タイトル未定」、ちょっと違った方法で人気を集めてきた。こちらが、3月のライブスケジュール。

ホームとしているのは、札幌市狸小路のライブハウス。
だが、月に何回も札幌と東京の2か所を往復してライブを行っているのが分かる。通常であれば、地元以外の場所で人気を集めていくことが難しいローカルアイドル。
だが「タイトル未定」は積極的に東京に進出することで、もっと多くのアイドルファンのお客さんの目に留まり、今では全国から北海道のライブにお客さんが「聖地巡礼」しにくるほど。

■「タイトル未定」メンバーの思いにも迫る!

タイトル未定のメンバーの1人、北海道・旭川市出身の冨樫優花さん
得意の歌とダンスで観客を盛り上げる、「タイトル未定」のステージ表現を引っ張るメンバーだ。

いまでは、ステージパフォーマンスのほかにも、曲の間のMCで自分の思いを語ったり、サイン会でファンと笑顔で交流したりする日々を送っている優花さん。

だが、かつては人とコミュニケーションをとることが苦手だったという。

旭川で過ごした幼少期には、学校に行きたくない、家では母や妹にあたってしまってうまく話せない、だれも自分のことなんて理解してくれないと感じていた。

そんなときに出会ったのが「アイドル」だった。キラキラ輝いて人を笑顔にする存在。次第に、自分の部屋の鏡の前で、歌やダンスを真似してみるように。

「歌って踊っているときに生きているなと感じたんです。」

そこから、歌のレッスンを受けるようになったり、ダンス部で活動したり、地元のステージに立つようになり、少しずつ、自分らしい姿を周囲に見せることができるようになっていったという。

そして、進学のため一人引っ越した札幌でスカウトを受けて、「タイトル未定」に加入。かつて憧れていたアイドルに、気付けば、自分自身がなっていた。

■スタジオライブ『薄明光線』テレビ初披露

そんな冨樫さんが、一番自分を表現できるという「タイトル未定」の楽曲が『薄明光線』

若者世代の将来への希望や不安をテーマにした楽曲を多く歌う「タイトル未定」の代表曲だ。
明るくて元気が出るいわゆる「アイドルソング」とはひと味違う。

=『薄明光線』歌詞(一部)=
「これでいいのか」問いかけながら
「これでいいんだ」とまた押し殺す
そうやって毎日生きてきた
傷つくことが怖かったんだ

冨樫さんは、この曲をはじめて聴いたとき、これまでの自分自身の経験や気持ちをぴったり表現してくれていると感じたという。

「この曲が出た当初は、辛かった自分の気持ちを全部ありのままぶつけて表現してたんです。だから薄明光線を歌った後はなかなか気持ちが戻らなかったりしてました。でも今は見てくれている方、一人一人のどこかで抱えている苦しい気持ちに思いを馳せながら寄り添えるように、と思ってパフォーマンスするようになりました」

自分の経験を糧にして、今度は自分と同じように傷ついている誰かのために表現を届ける、冨樫さんの思いに迫った「タイトル未定」のドキュメントとパフォーマンスはぜひ放送で↓

北海道道「アイドルに青春かけて〜北海道から全国へ 少女たちの今〜」
放送:2023年7月21日(金)夜7:30~7:56[総合]
   ※北海道ブロック
   ※NHKプラス見逃し配信2週間予定

■初の公開収録 その全容は拡大版で!

さらに!!26分版の北海道道では収まりきらなかった、公開収録の模様を含めた拡大版の放送が決定!
メンバーのアイドル人生を深堀るトークコーナーや、人気曲「鼓動」やCDチャート3位になった曲「花」のパフォーマンスも放送!

スタジオに集まったファンの方とはこんなトークも。

「東京から来ました。北海道のライブに来た回数……数えきれないです。」
「リアルなんですよね。本当にそう思って歌っている感じが伝わってくる。」などなど…

なんと「タイトル未定が好きになって、北海道によく来るようになって、北海道が好きになりすぎて移住してしまいました。」というファンの方まで現れて、スタジオは大盛り上がり。

NHKプラスでは全国でご覧いただけます。放送をお楽しみに!

北海道道「アイドルに青春かけて〜
     北海道から全国へ 少女たちの今〜拡大SP」

放送:8月1日(火) 午前2:09~2:52[総合]
   ※7月31日(月)深夜
   ※北海道ブロック
   ※NHKプラス見逃し配信2週間予定

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