“秋の政治決戦”衆議院選挙は、今月31日の投票日に向けて選挙戦が展開されています。衆議院選挙のさまざまな情報をまとめた「投票に行こう!ひとくちメモ」。4回目は、「18歳選挙権」についてです。
5年前の2016年(平成28年)に改正公職選挙法が施行され、選挙権を得られる年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられました。

今回の選挙では、投票日翌日の11月1日までに18歳の誕生日を迎える人が投票できます。

道内の18歳と19歳の投票率は、法律が改正されて初めての衆議院選挙となった前回・4年前の選挙で45.97%と、道全体の投票率に比べ14.33ポイント低くなりました。

国政選挙だけでなく、地方選挙でも低迷しています。
おととしの知事選挙では42.80%と、道全体の投票率を15.54ポイント下回りました。北海道でも若い世代の投票率の低さが課題となっています。
このため道選挙管理委員会などは、▽高校や大学で模擬投票を体験してもらう出前講座を行ったり、▽投票率の向上につなげようとSNSを通じて動画を配信したりして、若い世代に投票を呼びかけています。

2021年10月25日