NHK札幌放送局

大雪も楽しもう!岩見沢発の新ゲーム

道央いぶりDAYひだか

2022年4月19日(火)午後2時45分 更新

こんにちは!「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」リポーターの坂井里紗です。道央・胆振日高の70市町村の魅力をお届けするコーナー「ななまるMAP」で今回ご紹介するのは岩見沢市です。岩見沢らしさがたっぷり詰まったカードゲームが新たに誕生したということで行ってきました。

そのカードゲームは今月27日まで、JR岩見沢駅の複合施設2階にある北海道教育大学岩見沢校の情報発信スペース「i-BOX」で展示されています。どんなカードゲームなのか、会場を訪ねてみました。

中に入ると早速ありました。その名も「ユキナマラ」。豪雪地域として知られる岩見沢をテーマに作られたそうです。

会場ではゲームのルールをパネルや動画で紹介しています。そのルールはと言うと…

① 基本は4人でプレイ。雪だるまが描かれた「1」から「8」のカードをよく混ぜて配ります。
② カードを出す順番を決めて、「8」から数字が大きい順に出していきます。
③ 最後に雪だるまの顔が描かれた「1」のカードを出した人が特典の「オミヤゲカード」を引いてポイントを獲得します。
④ 手持ちのカードが一番多く残ってしまった人には「ワヤカード」が配られ、1ポイント引かれます。
⑤ ゲームを繰り返して最終的にポイントが一番多かった人が勝ちです。

カードには岩見沢らしさが散りばめられています。ポイントが加算される「オミヤゲカード」を見てみると、岩見沢市の公認キャラクター「いわみちゃん」が描かれています♪

ほかにもJR岩見沢駅のホームにあるばん馬の像や特産の玉ねぎなど、岩見沢ゆかりのイラストが描かれたカードが全部で5種類あるんです。

「ユキナマラ」についてもっと詳しく知りたい!ということで、制作した人たちに会いに行きました。訪ねたのは北海道教育大学岩見沢校のメディアコンテンツ研究室の4年生4人。カードのデザインからルールまで、この4人で考えたそうです。

(左から岡村秋吾さん、水戸咲良さん、大道日菜子さん、太田まりなさん)

「ユキナマラ」誕生までの経緯や思いを岡村さんに伺いました。

岡村秋吾さん
「最初は授業で『岩見沢の雪を伝える』というテーマで先生からお題を出されたのがきっかけでした。僕はふだんゲームを作っていて、ほかの3人はデザインで強かったので、4人の力をうまく合わせられるのがカードゲームかなということで、この形になりました。岩見沢の雪を表現する時に岩見沢の雪って大変ですけど、それを逆に自慢したい気持ちもあって、大変なところを逆手にとって楽しくなるようなゲームになるように頑張りました」

ポイントが引かれてしまう「ワヤカード」では“函館本線が止まる”といった、冬の残念な「あるある」を表現しています。ところが、「ワヤカード」の中には逆にポイントが加算されるものもあるんです。

岡村秋吾さん
「大雪って悪いことばかりじゃなくて、以前大学のSNSがバズったことがあったり、岩見沢のお祭りである『ドカ雪まつり』が開催されたり、雪が降るからこそのプラスの側面もあります」

岩見沢らしさを追求したゲームの制作には約半年間かかりました。その苦労がうかがえるのがこちらの試作品です。デザインやルールを手書きしたカードがこんなにもたくさん残っていました。

岡村秋吾さん
「制作は大変でした。初めは手書きからルールを試行錯誤しました。実際にカードを重ねた時に雪玉が雪だるまっぽく見えるようにしたところだったり、手触りがよくなるようにだったり、こだわって工夫をしました」

実はこのゲームはまだ完成ではないそうです。土日には学生たちが展示会場に立って、訪れる人たちから岩見沢の雪や名産品について話を聞いています。こうした地元の人の感覚を取り入れることで、今後の改良につなげていこうと考えています。

岡村秋吾さん
「実際に岩見沢の方から結構お話をいただいていて、僕も岩見沢に携わって長いんですけど、ここで初めて知ることも多く、岩見沢の魅力がどんどん知れてうれしいです。自分たちだけでは岩見沢の魅力を表現することはできないと思っているので、たくさんのお話をいただいてもっと岩見沢らしいゲームになればいいなと思っています」

岩見沢で生まれた新しいカードゲーム「ユキナマラ」については、きょう19日(火)午後6時40分からの「ほっとニュース道央いぶりDAYひだかでお伝えする予定です。ぜひぜひご覧ください!

取材後記

岩見沢への愛が詰まったカードゲームを私も体験しました。ルールが細部まで作り込まれているので、戦略を立てながら頭を使って戦います。その駆け引きが面白い!1度目の勝負では負けてしまい、悔しくてもう1度挑戦させてもらいましたが…みなさん容赦なくあと一歩のところで勝てませんでした。機会があればまた遊んでみたいなと思いました。
岡村さんはゲームを通して実際は大変な雪かきも楽しんでもらえるようになればと話していました。地元の苦労も魅力も知っているからこそより楽しめる、岩見沢ならではのカードゲームになってくのではと実感しました。
「ユキナマラ」を展示している岩見沢駅の「i-BOX」では、訪れる人からゲームのアイデアなども募集しているということです。いつの日か多くの人たちで一緒に楽しめるように、みなさんもぜひ展示スペースをのぞいてみてください。

2022年4月19日

前回の「ななまるマップ」で取材したのはこちら!新十津川町の特産「お米シロップ」で作られた新商品についてです。こちらも併せてご覧ください♪


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