2月18日のおはよう北海道土曜プラス「ぶらりみてある記」は、メークイン発祥の地といわれる厚沢部町。農業が盛んな厚沢部町では、さむーーーーい冬の時期にも“うまい”がたくさんあるんです!そんな厚沢部町のうまいもの食べ尽くしてきました!
(函館局 花田実咲)
冬ならでは!あまーいメークイン
メークイン発祥の地といわれる厚沢部町。今でもメークインの栽培が盛んで、はやい物では、7月頃から収穫が行われ、雪が降る前まで収穫が続きます。
ところが、雪が降り積もった2月にもメークインの収穫が行われているんです。
それが、こちら。
なんと、秋に収穫したメークインを大きな袋の中に入れ、土の中に埋め、さらにその上に雪をかぶせて保存する“雪の下メークイン”なんです!!
こうすることで、寒さに耐えようとメークインのデンプン質が糖に変わるために甘くなるんだそう!実際塩ゆでしたメークインをいただくと、きめ細かくなめらかな食感で、自然な甘さが口いっぱいに広がりました!
この時期に雪から掘り起こして、手作業で傷んでいる物などを除く作業は、お2人だけでやっているそうです。
最後にメークインをハート♡の形にしてお写真を撮っていただきました!
板坂さん、ありがとうございました!
自然の環境で育てるマイタケ
続いてやってきたのは、年中マイタケを栽培しているという渋田さんの栽培施設。
こちらで栽培するマイタケ、肉厚でとっても大きいんです!!!
どうですか、この迫力!!
こだわりは、栽培環境。温泉を施設内に引いて、温泉熱で育てること。自然の中にある物を使うことで、より天然ものに近いマイタケを作りたいと工夫をしています。
天然ものに近づけるため、育てる環境は朝霧をイメージしたモヤがかかっていたり、うっそうとした森をイメージして薄暗くなっていたりと、すくすくマイタケが育つ環境を整備しています!
そのお味は・・・!
しっかりと火を通したマイタケに塩を振りかけるだけで、マイタケのうまみが押し寄せてきて、とっても濃厚!肉厚でこりこりとした食感でした!
渋田さんありがとうございました!
締めは厚沢部町の特産を使ったスイーツで!
さてさて、厚沢部町のうまいを食べて、最後にデザートもいただきたくなりました。
そこで訪ねたのが、町の特産でスイーツを作っている場所。
そちらで見せていただいたのが、チーズケーキです!
特産の黒豆が使われているほか、生地にはメークインが使われています!
メークインの味はほんのりと。ただ、最初に食べたあのメークインのしっとりとした食感がこちらのチーズケーキにもしっかりと活かされていました!
道の駅で販売されているこちらのチーズケーキ。スティック状に作られているのは、作っている中村さんが、手軽に食べられるようにとこだわった形なんです。
中村さん、さらに試作中の物も見せてくださいました。
それが、ジェラートです。中には、厚沢部町産の芋焼酎が使われています。
中村さんは、こうした地元の特産を使ったスイーツを作ることで、生まれ育った町への恩返しになればと話していました。
中村さん、おいしいスイーツたくさんありがとうございました!
冬の厚沢部町で、作物からスイーツまで“うまい!”を満喫する旅でした!
2月18日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記