7日朝、新十津川町の住宅街に近い河川敷で、ヒグマ1頭が目撃され、町は付近の小中学校を臨時休校にするとともにパトロールを強化して警戒しています。
7日午前5時20分ごろ、新十津川町中央の徳富川の河川敷でヒグマ1頭が歩いているのを近くに住む人が見つけ、警察に通報しました。
警察や町によりますとクマは体長が1メートルほどで、河川敷を川の上流の方へ歩いていたということです。

現場は住宅街から100メートルほどの所で、町は半径1キロ圏内にある新十津川小学校と新十津川中学校を臨時休校としたほか、クマが住宅街に近づかないように町内すべての地区でゴミの収集を中止にしました。

町によりますと、現場付近では5日と6日にもクマが目撃されたということで、警察や町などはパトロールを強化して警戒にあたっています。
近くに住む68歳の男性
「クマの出没は他人事のように考えていました。防災無線でも注意が呼びかけられているので外に出ないほうがよいと思っています」
ヒグマ情報 まとめ
北海道内のヒグマに関する情報をまとめています
ヒグマカメラ
札幌市周辺部のヒグマの生きる森を定点カメラで撮影しています