NHK札幌放送局

海の魅力を伝えたい(中村徹也さん)#道南のチカラ

道南web

2021年9月17日(金)午前10時16分 更新

“奥尻ブルー”とも呼ばれる透明度の高い奥尻島の海。特産のウニやアイナメなど多くの生き物を育んでいます。島唯一の高校である奥尻高校では、生徒に海を体験してもらおうと、スキューバダイビングの授業が行われています。

27年前からこの授業を担当しているのは、函館市で潜水会社を営む中村徹也さんです。中村さんは、これまで500人以上の生徒に「海の魅力」を伝えてきました。今は教えた卒業生の子どもが授業を受けにきているといいます。

去年は新型コロナの影響で授業が中止になってしまいましたが、生徒や保護者から強い要望を受け、感染対策をしっかりとった上で、今年は行うことになりました。「初めて海に入った生徒たちの笑顔を見るのが楽しみ。私が励まされている気がします」と中村さんは話します。

心がけているのは海の楽しさだけでなく怖さも教えること。28年前に津波で大きな被害を受けた奥尻島だからこそ、常に災害に備える心構えが必要だと考えています。授業では、ダイビング中に水中スピーカーで津波警報を流し、すぐに海から上がって避難する訓練を行っています。

中村さんは「この海から学んだことは、将来どんな仕事をしていても必ず役に立つ」と信じています。海の魅力に引かれて中村さんの会社に入り、今回の授業で生徒に教える側になった卒業生もいます。中村さんは「潜れる限り、奥尻島の海の魅力を伝え続けていきたい」と話していました。

(2021年9月14日放送)
※情報は取材当時のものです。

関連番組「奥尻ブルーと高校生の夏」はこちら
(9月19日(日)13:35~13:50<総合・北海道ブロック>)


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