NHK札幌放送局

WBC日本代表  伊藤大海投手   世界との戦いへ

ほっとスポーツプラス

2023年3月9日(木)午後5時20分 更新

「小さい時から目指してきた大会」。日本ハムの伊藤大海投手は、WBC日本代表に選出された際、こうコメントしました。日本ハムでルーキーから2年連続でふた桁勝利をあげてつかんだ憧れの舞台への出場。伊藤投手にWBCへの思いを聞きました。
 (札幌局記者  櫻澤健太) 

東京オリンピックで金メダル獲得  WBCでも日本代表選出

伊藤投手はプロ1年目だった2021年に、東京オリンピックの日本代表に選出されて、中継ぎとして活躍し、金メダル獲得に大きく貢献。WBCでも代表に選ばれ、再び世界と戦うことになりました。

伊藤大海投手
「日本のトップチームを目指してやってきたので、すごくうれしい気持ちと、『よし、やってやるぞ』という気持ちと、どちらもあります。大学の時も日本代表に入れてもらって、いろんな大会に出場して、独特の雰囲気というか国際大会ならではの緊張感があるので、それもすごく好きです。普段チームでやっているのとまた違い、色々な人がその試合に注目しているので、そこで投げたい気持ちと、貢献して自分をしっかり出したい。プロに入って、そういう舞台で戦いたいというのは、もちろんあったので、そこに入れて光栄だと思う」


憧れの“先輩”  ダルビッシュ有投手とのトレーニング チームメートへ

伊藤投手は、ことし1月、アメリカに渡りダルビッシュ投手と自主トレーニングをともにしました。伊藤投手にとって、ダルビッシュ投手はテレビ画面を通じて見てきた憧れの存在でした。2020年のドラフト会議で、日本ハムから1位指名を受けた際には、ダルビッシュ投手が日本ハムでつけていた背番号11が欲しいと発言。入団から3年目でその憧れの存在とトレーニングをともにし、WBCでチームメートになるまで成長しました。

伊藤大海投手
「ダルビッシュさんとの自主トレーニングでは1から10まで、色々なことを学んだが、野球に対する考え方とか、自分たちの存在意義だったり、精神的な部分も実際に行動をともにして感じた。技術のことはもちろん、色々なことを僕からも聞いたし、色々なことを教えてくれたので、いい1週間あまりを過ごさせてもらいました。
一緒に代表になることは夢にも思ってなかったというか、『まさか自分が』というのはある。そこはしっかり、まだまだ勉強したい部分はたくさんあって、実際に試合に入っていく中で、また色々なことが違ってくると思うので、そういう部分も学びたい」


日本ハムでは先発  WBCでは中継ぎ  でも“自分を出す” 

伊藤投手は日本ハムでは先発投手として、2年連続のふた桁勝利をあげた実績があります。
しかし、超一流のピッチャーもいるWBC日本代表では、先発ではなく、中継ぎとしての役割が想定されています。国際大会で、ただでさえいつもと違う環境のうえに、いつもとは違う場面での登板と、伊藤投手は難しい役割を担います。それでも、25歳の右腕に気後れはありません。

伊藤大海投手
「先発だったらとか、中継ぎだったらとかで準備は変えていないので、あまりそこは意識してない。ただ、いつもとは違うマウンドになるので、1球目から自分をどう出すのかということには、すごくこだわってやってきた。その結果、瞬発力であったり、色々な準備の仕方を学んできた。どんな場面で登板するのかまだ全然わからないが、1球目から自分の良さを出せるように、もちろん準備するつもり。僕はすごいまっすぐがあるわけではないし、すごい変化球があるわけではない。ただ、気持ちだけでは相手に負けないように。そこに向かっていく姿勢を見てもらえたら。すごくワクワクしますし、自分がどこまで通用するのか、すごく楽しみ」


熱く、フレッシュな気持ちで臨む

インタビューの最後に、伊藤投手はWBCに臨む決意を語りました。

伊藤大海投手
「熱量もそうですし、瞬時に出てくるものがシーズン中とは全く違うだけの興奮度もあると思う。プロ1年目の時のようなフレッシュな気持ちで試合に臨めると思うので、その気持ちで1戦目から、自分をどんどん出せていけたら。本当に1戦も落とさないという気持ちで1球1球が、普段の1球よりもすごく重くなってくると思う。その中で、いかに気持ちで引くことなく、自分の役割を全うできるか、それだけに集中して頑張っていきたい。
もちろんプレッシャーというか、その場に立つだけで緊張もすると思うが、ワクワクのほうが大きいかもしれない。緊張できるということは、それだけ自分が目の前のことに対して熱くなれる瞬間だと思うので、そこを楽しめる選手でありたい」

2023年3月9日


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