広すぎる研究所をもっと深堀り! 北海道道「探検!北大の“広すぎる研究所”」で紹介できなかった研究内容や秘蔵映像まで一挙ご紹介! MCの鈴井貴之さん、多田萌加さんも驚き!?牧場長・河合正人准教授がたくさんの情報や知識を教えてくれました!(たまに牛と、どさんこも登場)
≪目次≫
① 日本の肉牛は98%黒毛和牛
② 草で育てたお肉の等級
③ 草で育てることは北海道ならできる?
④ どさんこが何で笹を食べるのか
⑤ 48時間行動観察のウラ側
⑥ ロケ現場に悪戦苦闘するMC多田萌加
⑦ 牧場内に笹が残っているワケ

〇日本の和牛たちをもっと深堀り!
実は現場では、鈴井さん・多田さんにこんなクイズを出していました。
河合さん:ここの肉牛ってなんていう品種かわかりますか?
A黒毛 B無角 C短角 D赤牛
どれだと思います?
鈴井さん:まあ、褐色ですので赤牛ですかね?
多田さん:角がないので無角?
河合さん:残念!不正解です。これは短角牛というんですね。
実は日本に和牛ってこの4種類しかいないんですよ。
2人:え?
💡 短角牛の豆知識

普段食べているお肉なのに、意外と知らないよねえ~
じゃあ、もっと詳しくなるために、ここでクイズだよ!
何で、僕らを短角牛っていうか知ってるかな?
・・・角が短いからってみんな言うけど、そうじゃないんだ~
実は僕らの先祖は、岩手の南部牛なんだ。だから仲間はほとんど、
東北と北海道にいるんだよ~。近くてうれしいよねえ。
少し話がそれたけど、その南部牛に、外国の「ショートホーン」という牛を
掛け合わせてできたのが僕たちなんだ。
ショート=短い、ホーン=角、で短角牛と呼ばれるようになったんだよ!
数はすごい少ないんだけど、開墾されていない山や森でも生きていける僕らは、昔の北海道ではとても重宝されていたんだ~。役に立ったかな?


〇牛肉の格付けを深堀り!
皆さんもよく聞く、お肉の格付け。
A5ランクのお肉なんて聞くととってもいいお肉のように感じますよね?
日本ではお肉の等級は15段階に分けられています。

草だけで育てた北大短角牛。等級はA2。その理由は?

〇北海道と放牧の相性を深堀り!
草で育てる肉牛はエコだし、理想的。
けど、民間に実現の未来はあるんでしょうか?

〇どさんこの歴史を深堀り!

(放送内の)クイズの正解は笹!みんな当てられたかい?
・・・ん?いつから笹を食べてるのかって、みんな思っているみたいだな!
・・・やっぱ思ってるな!その理由は、牧場長が教えてくれるぜ!


〇研究者たちの地道すぎる行動観察を深堀り!

48時間の追跡の末、どさんこが他の馬よりも、
森の奥まで笹を探して食べつくすのを発見した河合さん。
実は、森の中で笹以外に何を食べているのかの行動観察は継続中。
その苦労話を語ります。

〇楽しいロケ現場を深堀り!
見通しの実験のため、森の奥へ進んだ多田さん。当然自力で行ったわけですが、そこでまさかのアクシデントが・・・?

〇笹とどさんこの共存を深堀り!

おれたちの働きで森がきれいになるわけだが、こんなことを思わないか?
「冬の間はどうしてるの?さすがに森は無理でしょ?」
無理じゃない!冬もバリバリ笹を食べている。
「えさの笹を食べつくして大丈夫なの?」
食べつくすことはない!
この2つの疑問は1つの説明で解決できるんだぜ。教えてやろう。牧場長がな!


分かってくれたかな?豆知識はこれで最後だ。
なんでも、9月からは札幌のばんけいで仕事があるみたいだし、みんなに会えるの楽しみにしてるぜ。


みんなも、僕らを見つけたら、ぜひ食べてみてね~
見学とか研究の質問があったら、
shizunai@fsc.hokudai.ac.jpにメールしてみてね~
それじゃあね~

