24日夕方、士別市の郊外でヒグマの警戒にあたっていた男性がクマに襲われ、腕の骨を折るなどの大けがをしました。命に別状はないということです。
24日午後6時ごろ、士別市朝日町南朝日で男性(69)がクマに襲われたと本人から連絡を受けた家族が消防に通報しました。警察によりますと、男性は腕の骨を折ったほか、頭に切り傷を負ったものの、命に別状はないということです。
男性は現場近くに住む、地元の猟友会の会員で、クマの警戒にあたるため1人で銃を持って山林に入っていたとみられています。
現場は士別市郊外の住宅が点在する地域で、山林が近くにあります。
士別市によりますと現場付近では今月に入りクマの目撃情報が4件寄せられ、警戒を強めていました。警察は近くの住民に対して注意を呼びかけています。
2020年8月25日
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