NHK札幌放送局

コンサドーレ 小柏剛選手インタビュー(2021 J1第15節「札幌-清水」) 「抜け出すスピード磨き チームを勝たせる選手に」

ほっとスポーツプラス

2021年5月21日(金)午後0時56分 更新

前節5月初黒星を喫したコンサドーレ。今週末ホームのエスパルス戦から巻き返しを図る。カギを握るのは豊かなスピードでチャンスを生み出すルーキーFW小柏剛。プロ1年目の手応えと課題、将来の目標について聞きました。

裏に抜けるバリエーション増えている

Q プロ1年目はここまで8試合で1ゴール・2アシスト。自身ではどう評価していますか。

小柏:8試合でチャンスもあった中、ゴール、アシストという結果ではまだまだ満足できていない。これから自分に磨きをかけてもっともっと結果を出していかないといけないと思います。チームが上にいくためには得点をとって勝たないといけない。「いい試合ができている」という評価を受けることもありますが、結果が伴わないと何の意味もありません。もっと結果にこだわってやっていかないと。

Q 川崎戦ではロングフィードを素晴らしいトラップでシュートにつなげました。

小柏:そうですね。(相手ディフェンダーの)裏への抜け出しはキャンプからずっとやってきたことなので、チャンスにつながっているのはその成果だと思います。このチームに来てから裏へ抜け出すバリエーションがかなり増えました。コーチにも去年特別指定できた時よりも動き出しの種類や質が上がってきていると言われます。
大学の時はがむしゃらに、強引に裏に抜けるところがあったのですが、このチームに来て「どうやって抜け出していくか」を考えながらやれている。全体の動きとか味方の動きを把握できるようになった感覚で、まだ完璧ではないですけど、それをやっていかないと上のレベルで通用しないと感じたし、常に(周りに)言われてもいます。
去年コーチから佐藤寿人さん(元広島ほか)の動き出しの動画をもらいました。大学に戻ってから現在まで、試合前日はいつもその映像を見て明日こういうプレーをしようと意識づけをします。佐藤さんは動き出しの質もそうですが最後得点につなげるところが上手い。ストライカーとしてゴールへのこだわり、意識がすごいです。

Q 巧みなトラップも印象が強い。手応えを感じているのでは。

小柏:自分は抜け出すプレーが多いので、後ろから来たボールのトラップは中学・高校の時から練習してきて自信があります。ただ怪我もあってボールをしっかり止められていなかったので、自主練習で合わせていきました。それが成果につながったのは良かったです。

Q プロ初ゴール(4/24 vs.仙台)はチャナティップ選手のスルーパスからでした。

小柏:あのときボールを持ったチャナティップ選手が前向きに運び出しました。チャナティップ選手が前向きにドリブルすれば自分のところが見えていて、いいボールが来るのは練習からわかっていました。開幕戦もそうでしたし。信じて走りました。
最初の1年間得点ゼロで終わる最悪のケースも考えていましたが、1点とれば続くかな、とも思っていた。初ゴールはほっとしたという気持ちが正直なところです。

Q チャナティップ選手は、小柏選手は経験を積めばヨーロッパにすぐ行けると言っていました。

小柏:ありがとうございます(笑)初ゴールもそうですけど、チャナティップ選手はいつもいいパスをくれるのでアシストをつけてあげたいなと思います。
チャナティップ選手:ツヨシ(小柏選手)の一番の印象はスピード。本当にすごい速さです。鈴木武蔵選手の移籍でコンサドーレが失った部分を彼がサポートしている。武蔵の代わりになれる選手だと思います。私も彼と話して、どんなパスを出したら良いかわかってきた。人柄も良いです。まだ経験が十分ではありませんが、これからファーストタッチを磨いて決定力を上げていけばさらに良い選手になる。ヨーロッパでプレーする選手になれますよ。


チームを勝たせて信頼を得たい

Q これからゴールを増やしていくためには何が必要と考えていますか。

小柏:動き出しを継続してやることと、最後シュートを決める、ラストパスをずらさない、など技術的なところをもっともっと上げていかないと。動き出していてもゴールが決まらなかったら意味がないので、得点につなげられるようにしっかりやっていきたいなと思います。

Q 札幌でどんな選手になっていきたいですか。

小柏:FWなので高校、大学とチームを勝たせるというところは常に意識してきました。ここに来ても変わらずリーグ戦の優勝争いに食い込めるよう自分が点をとってチームを勝たせたいという思いはあります。信頼を勝ち取れる選手、小柏のプレーは信頼できると思ってもらえるような選手になっていきたいです。ルーキーとか関係なくチームに必要に存在になりたいです。

Q 今後のキャリアプランは。

小柏:日本代表はかなり遠い場所にはありますけど目指しています。いまの日本代表は海外で活躍している選手が多い。いずれ同じようなステップを踏んで、日本代表でも必要な存在になりたいです。


裏への抜け出し 皆さんに見てほしい

Q 週末は清水エスパルスが相手です。しっかり守ってくる相手をどう崩していきますか。

小柏:どんどん前に仕掛けていって、相手が出てきたところで裏をとったり。自分たち主導でボールを動かして相手を崩していきたいです。

Q 中継解説はクラブOB・播戸竜二さんです。播戸さんが大宮でプレーしていた時、小柏さんも大宮ユースにいらっしゃいましたね。

小柏:播戸さんとトレーニングマッチを何試合かやらせてもらいました。ユースの自分たちは絶対トップチームに勝ってやろうという気持ちでのぞんでいましたが、ベテランの播戸さんが先頭に立ってプレーしてプレッシャーもすごい。リーグ戦翌日などゆっくりやっている若手もいましたが、播戸さんは全然違いました。日本代表で活躍するような選手は一試合一試合を大事にしている、手を抜いていい試合なんてひとつもないと感じました。

Q 清水戦、視聴者にここを見てほしいというところは。

小柏:僕の1番の特徴である裏の抜け出しからのゴールを皆さんに見せたい。ほかのプレーも全力で、チームのために全員でしっかり戦っているところを見せます。

小柏 剛(おがしわ つよし)
1998.7.9生まれ 167cm/67kg 大宮ユース-明治大を経て今季札幌に加入 スピードを武器にリーグ開幕戦で2アシストを記録 4月にはプロ初ゴールもあげた

5月22日(土) 午後1:50~
 総合テレビ(北海道ブロック)「札幌-清水」生中継!

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