プラスチック削減の動きの中で注目されている「みつろうラップ」。
みつろうを布に染み込ませた環境にやさしい食品用のラップで、見た目もかわいいため、
最近はお店やインターネット販売、そしてSNSでも見かけることが増えてきました。
今回はその「みつろうラップ」を上手に使うコツをお伝えします。
教えてくれたのは、普段から健康・美容・環境に関する情報を発信し、みつろうラップを広める活動をしている ウェルネスライフアドバイザー 西京子(にし・きょうこ)さんです。

【みつろうラップの良さ】

●使った後は水かぬるま湯で洗い自然乾燥させるだけで、繰り返し使えます
●水分を通さず適度な通気性もあるため、食材保存にはピッタリ
●大きさはS・M・Lとあるので、包むものによって使い分けできる
●自分の好みの大きさに切って使うこともできる
【使い方】
●器のフタ、使いかけの野菜や果物を包む

●おにぎりやサンドイッチを包む

●箸袋、お弁当の仕切り、お菓子を入れる器として使う

●折り紙のように折ったり、花束を包んだりして、そのままギフトとして渡すこともできる

【使うときのコツ】
●使うときは、容器や包むものに合わせて手で温めるように包む
●食材を包むときは、手でギュッとしてモノに空気が触れないよう密着させる
【注意点】

●洗うときに洗剤を使うと劣化が早まるので、なるべく使用しない
(30~40℃くらいのぬるま湯が◎)
●みつろうは60℃以上で溶けだすので、熱いものは粗熱を取ってから包む
【みつろうラップの再生方法】




※

※もし用意できれば…

エコな取り組みの一つとして「みつろうラップ」を使ってみようと思った場合は、食品基準を満たしたみつろうを使っているか、オーガニックコットンを使っているか、などにも注意してみるといいですね。
かわいいエコラップを生活に取り入れて楽しんでみてください。
【出演】 ウェルネスライフアドバイザー 西 京子(にし・きょうこ)さん
2021年10月20日