NHK札幌放送局

「君に見せたい縄文がある」函館市編

番組スタッフ

2021年12月23日(木)午後5時38分 更新

函館市の遺跡がある南茅部地域に住む高校3年生の中条優花(ちゅうじょう・ゆうか)さん。 幼いころから縄文が大好きで毎週のように遺跡に通っていたそう。「縄文のことならまかせて!」 高校生目線で縄文づくしの1日の旅プランを紹介してもらいます!

出演者・高校3年中條優花(ちゅうじょう・ゆうか)さん

縄文だいすき女子!として函館市の遺跡を案内してくれたのは南茅部地域在住の高校3年生!
縄文に魅力を感じ始めたのは、小学生のころ。毎週のように縄文交流文化センターへ通うようになった中條さん。北の縄文CLUB最年少メンバーとしてイベントなどに参加し尽力しています。堅苦しい縄文のイメージを若い目線で楽しいイメージに変えていきたい!と教師になる夢に向かいながら大好きな縄文の魅力もPRしています。

見て!垣ノ島遺跡

函館市では縄文づくしの1日を楽しんでほしい!
南茅部地域にある縄文遺跡・垣ノ島遺跡では、縄文時代の早期から後期まで、およそ6千年にわたって縄文人が暮らしていた。歩いていると道端には「栗の実、落ちてた!」栗の実は、縄文人にとって貴重な食料だったんだ。海が近くにあり、木々に囲まれている自然豊かな場所を選んで縄文人が住んでいたことがわかる。

体験して!土器や石器を発掘しよう!

次に案内してくれたのは、垣ノ島遺跡で誰でも無料で体験できる“発掘体験”。
「この中に、土器や石器の欠片が隠れているよ!」
スコップ片手に発掘体験開始!土をかき分け続くると何やら模様のようなものが見えてきた。

「あっ、あった!」

ここでポイントなのが、すぐに取り出してはいけない。どこで何が発掘されたか分かるように土器や石器などが見つかった場所には竹串で印をつけるのが決まり。印をつけたら、ハケなどで傷つかないよう丁寧に土を落として発掘完了。

 「土器の欠片、発掘したよ」

見て!北海道唯一の国宝・中空土偶

垣ノ島遺跡に隣接している函館市縄文文化交流センターでは、道内で唯一の国宝を見ることができる。

「これが国宝・中空土偶」、愛称は“カックウ(茅空)”。

中が空洞で模様や表情もしっかりと刻まれていて、およそ3千5百年前の技術とは思えないほど繊細。
顔の形をよく見てみると…あれ?さっき拾った栗の実に似てない?

「360度どこから見てもカッコイイから後ろ姿も見逃さずみてね!」

もう1つ、中條さんが縄文を好きになったきっかけが分かる場所がある。
「子どもの足型が付いている土版」。縄文時代では長く生きられなかった子どもが多かったと言われている。
亡くなってしまった子どもの足型を残して形見にしていたみたい。縄文人も家族を大切にしていた、中條さんも大事にしたい思い。時代が違っても同じ思いを持っていた縄文人に感銘を受けて、ますます縄文の世界観が好きになった。

函館市縄文文化交流センター
0138-25-2030

食べて!カックウのホットサンド

「最後はカックウをパクっと食べちゃおう!」と連れてきてくれたのは、中條さんが小学生の頃からよく通っている喫茶店。
出てきたのはホットサンド、よく見ると表面にはカックウの焼き印が押されていてめんこい♡
この焼き印のカックウは店長さんが作画したんだそう。店長さんは以前、遺跡の発掘に携わっていたことがあるらしく縄文愛が溢れている。遺跡のPRにも一役かっているホットサンドの具材は、ハム・レタス・チーズ。
店長さんこだわりのコーヒーと一緒にいただくと格別!

ホットステーション伽夢
0138-25-3063

(中條さんは、小学生の頃からお店に通っている常連さん。店長さんやそのおくさんとも仲良し!)

ほかにも、函館市では縄文を盛り上げようとPRしている。
手づくりの土偶あみぐるみに、まんじゅうやクッキーなどの縄文スイーツ、南茅部のお弁当屋さんが作ってくれるカックウ弁当。
縄文人の世界観たっぷり味わあってけれ!


関連情報

緊急ルポ 北海道”入院できない” 11日に放送

番組スタッフ

2021年6月9日(水)午後5時03分 更新

「君に見せたい縄文がある」 青森市編

番組スタッフ

2021年7月26日(月)午前11時53分 更新

五輪マラソン、その日(1)札幌・厚別区

番組スタッフ

2021年8月23日(月)午後0時13分 更新

上に戻る