Do!SP「北海道スタジアム」裏側座談会の職員を紹介します
北島 周 -Kitajima Shu-
2015年入局。放送技術研究所を経て、2020年から札幌局・送出技術。
①「学生時代の勉強は仕事に役立ってますか?」
大学時代の専攻は音響工学で、初任地の放送技術研究所ではがっつり役に立っていました。現在は大学時代の勉強内容そのものよりも当時がむしゃらに頑張っていたおかげで今、全く新しい技術を学ぶことへ熱意を持てたり、学びへの心理的なハードルを下げられていることつながっている気がします。
②「なぜNHKを目指したのですか?」
NHKは1つの会社の中に「クリエイター」と「職人」と「エンジニア」が全部そろっている組織であって、そのなかで「クリエイターの頭の中」と「職人の手指五感」をエンジニアリングしてみたいと思っていました。(自分で言ってて意味がわかんなくなりますね)
③「実際にNHKにはいってみて、ギャップなどは?」
お役所的な堅苦しいところのイメージだったけど思っていた以上に人のふり幅がすごいです。
④「休日は何をしてますか?」
休みはしっかりとれてます。
コーヒーにはまっていて、外出してコーヒー豆や器具を見に行くのも、家に籠ってドリップの仕方を探求するのも楽しくやってます。
⑤「これまでやってきた仕事の中で、NHKだからこそできたと感じることはありますか?」
初任地の技研で経験した国際標準化に関わる仕事です。世界中の放送局やメーカーがと協力して、放送機器やスタジオの規格を決めていく作業は日本のテレビ放送局の代表であるNHKだからこそ経験できた貴重な仕事だったと思います。
⑥「NHKの仕事を通して得られるスキルとは?」
技術的なスキルで言えば、放送局の技術の仕事は超特殊です。放送システムを扱うスキルは、潰しは効きにくいスキルですが、他の誰ももたない唯一のスキルとして磨き上げられる可能性のあるものだと思います。