NHK札幌放送局

胆振日高のWorkerを!!! 放送記録

北海道まるごとラジオ

2021年3月8日(月)午後3時32分 更新

2月25日の室蘭発北海道まるごとラジオは、胆振日高の働く人たちをご紹介しました! 働く人たちから見えてきた、胆振日高の魅力とは!?

番組の冒頭、ゲストの井川康子さんから、素敵な言葉が飛び出しました。

井川さんは、室蘭市のコミュニティFM、FMびゅーで毎朝、ラジオ番組を担当しているパーソナリティ。優しく、かつ芯のある素敵な声をされている方です。で、その綺麗なお声で「室蘭って、地球の縮図だなって感じている」とおっしゃるのです。
んっ?地球の縮図?どういうこと?
井川さんは続けます。「高台にある潮見公園から望むと、断崖絶壁と、180度の海が見えて、くるっと反対を見れば、山があって、工場があって、街並みが見えて。大自然と、人の暮らし、産業が、全て、この場所にある」
なーんと、素敵な表現。で、今回の番組のテーマは、「胆振日高Workers’Show」。胆振日高地域の特色が見える、様々なお仕事に就いている方に、働く人たちの「原点」や「矜恃」、「よろこび」を尋ねました。

なぜ、今回、働くことをテーマにしたかというと、実は、過日、自分の仕事を振り返る機会がありました。
自分の制作したリポートを小学生の前で上映、取材の裏話や伝えたかった思いを話すという出前授業です。その準備の過程で、自分の仕事の原点を振り返る機会が多くありました。
いろんな仕事の、働く、ということを知りたい。この瞬間から、「胆振日高Workers’Show」が胎動を始めたのです。

胆振日高らしい現場の人たち

今回、出演が叶ったのは、平取町のアイヌの伝統工芸家の貝澤守さん。
クレーン車に憧れ、クレーン車を操縦する夢を実現した若き操縦士、笠井芹香さん。結婚を機に、妻の実家、浦河町の生産牧場で、サラブレッドと向き合うことになった、三好直樹さん。
そして、FMびゅーの井川さんは、室蘭市の製鉄工場で、構内にお勤めの人たちに向けての音声ガイドも担当されています。

皆さんの、話しぶりに、お仕事への誇りを感じました。
どんな話が出たのかをかいつまんで振り返りますと…

貝澤守さんには、伝統工芸を受け継ぐことの思いや、どんな思いで仕事を続けているのか、伺いました。合わせて、後進の指導についても聞きました。
とにかく数をこなすこと、数を彫り続けることで技術は磨かれる、のだそうです。


笠井芹香さんには、なぜクレーン操縦の仕事についたのか、現場で大事にしていることを伺いました。工事現場について深く伺う経験がこれまでありませんでしたので、一つ一つが新しい話でした。
クレーン操作の上達ももちろんですが、現場の人同士、現場周辺の住民との対話、コミュニケーションを大事にしているという笠井さん。番組が終わってお礼の電話をしたときにこんな一言。

「高橋さんもお体に気をつけて」

こういうひとことが、過酷な現場を和やかにして、しなやかな現場にするのでしょう。


三好直樹さんには、サラブレッドと向き合うことになったきっかけや、馬とどうコミュニケーションを取っているのか、そして自分の育てた馬がG1で勝ってくれたら喜びである、という話まで伺いました。
サラブレッドと向き合い26年、ことしもまもなくベビーラッシュをむかえます。今年は7頭が出産予定。無事安産を願っております。


井川さんには、工場の音声ガイドの声を収録するにあたっての準備や自分の声で伝えることのよろこびややりがいを伺いました。

音声ガイドは、とにかく感情を排除して声に出す、というところに、自分自身は脱帽。それを200パターン以上も収録したそうです。
また、自分の声で伝えることのよろこびや、朝の番組をつづけることについての思いを伺いました。

2021年2月25日午後5時30分、風車が飛んできた

番組で出てきた音楽に、おやっと思った方もいたのではないでしょうか。
「work song」の軽快な演奏、静かにフェイドアウト・・・
!?聞こえてきたのは民放の長寿時代劇「水戸黄門」に出てくる元義賊の伊賀忍者・風車の弥七のテーマ。遠くから聞こえてくる風とともに現れる駆け足の音、隙をみせることなく機敏な動きからあっという間に任務を完結、気がついたら姿がない、まさに早業。
なぜ、この曲なの?とお思いの方、ここだけの話をしますので、ちょっと耳を貸して下さい。

なぜ、弥七?

実は当方、時代劇を好んでよく見ます。そこで時代劇の登場人物で「はたらく」のがぴったりなのは誰か、近所の湯に浸かりながら考えました。
自分の生き方の手本である中村主水でもない、鬼平でも、「成敗!」でも「あっしにはかかわりのねえことでござんす」でもない・・やっぱり風車の弥七だ!
老公の命を受けて、時には天井から忍び込み悪事の証拠を盗み出す、時には居酒屋で酒を飲みつつ酔客の会話から情報をつかむ、またある時にはチンピラを力ずくで脅して自白させる。
その姿こそ、「はたらく」・・・でした。妄想が過ぎましたか、失礼。

さて、番組を終えて、井川さんからメッセージが届いています。

今回の放送にあたり、放送で紹介できなかった方も含めたくさんの「はたらく」人に出会いました。どなたも目の前の役割に、熱意を持ち、努力を惜しまない方でした。「はたらく」っていいなぁ。さぁ、今日もはたらくぞー!

PS 番組作りの大先輩、NHKで「はたらく」皆さんの姿も最前列で拝見しました。ありがとうございました!

風車をありがとう

再び、閑話休題。
番組の放送中、SNSを通じてみなさんからたくさんの風車が飛んできました、ありがとうございました。
弥七よろしく、ラジオを聞いています、という連絡(つなぎ)のような風車、マイクロフォンから発する言葉遣いについてご指摘の風車、電話に出ていただいているゲストへの風車。
番組に参加いただきありがとうございました。

そして、番組でおかけした曲。

① 「work song」 キャノンボールアダレイ
② 「TOKIO」 沢田研二

「work song」はたくさんのアーティストがカバーしています。事情によりボーカルなしで長いサイズのものを選びました。
「TOKIO」は、笠井さんのリクエスト曲、お父様の影響でジュリーを聞くのだとか。名曲は永遠なり。

現場にいなくても仕事ができるようになったこの時代、そしてなにより働き方や、働くことの意味を問われることの多い昨今、胆振・日高の特色ある現場で働く人たちの声をどのようにお聞きになったでしょうか。
あすへの活力?仕事を円滑に進めるためのヒント?遠ざかっていた現場への追憶?それとも翌日の朝礼で話すネタ?食卓での雑談?それとも?
どう生かすかはお任せしますが、企画した者としてみなさんの現場が少しでも生き生きしたものになれば、幸甚に存じます。               

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