NHK札幌放送局

フードトラックで出会ったのは……?

ローカルフレンズ制作班

2022年6月16日(木)午後5時52分 更新

こんにちは。もう2週目になってしまったなんて、“田舎時間”は嘘かもしれないと思い始めたディレクターの堀越です。ローカルフレンズの三上良介さんとともに、乙部町と桧山エリアに滞在しています!

良介さんはあまりにもパワフルすぎるお米農家です。ちなみに、飼っている猫ちゃんのお名前は「イネ」。あまりにもしっくりくる。私は「ロケ」にしようかな。

フードトラックに憑りつかれた男?

午前3時。良介さんの朝は、正直……夜です。
フードトラックで販売するケイジャン料理(アメリカ南部のルイジアナ州の家庭料理。素朴でスパイシー!)をもくもくと仕込みます。

ジャズが流れる作業場。ジャズを聴くと料理人モードに切り替えられるんだそう。
普段はゴスペラーズ。

ところでこの仕込み、たまの1日に頑張って早起きした、とかではありません。フードトラックで回るツアーの最中は、

早朝は仕込み → 午前中は田んぼ作業 → フードトラック営業 → 深夜に戻って片付け

を毎日、繰り返しているみたいなんです。
13haの田んぼを一人で管理し、配達もこなしていると伝えた前回。それだけでも大変なのに、さらにフードトラックまで動かしているって、そのパワーは一体どこから?

そこまで夢中になれる理由を探ってみせる!

というわけで、フードトラックツアー出発です!

海の青にトラックの赤が映えます。
地元では「火事になったらよろしく!」「消防車じゃないよ」はテッパンネタ。

今金町を一緒に盛り上げる

最初に向かったのは今金町のとある駐車場。ここはお寺の駐車場なんです。
お寺にフードトラック。イメージのつかない組み合わせになった理由はというと…

阿知波大潤さん
「こうやって良介さんみたいに地域で動いてる方と繋がって、みんなにお寺に来てもらって、そこで知り合ってもらう、僕はパイプ役みたいな、そういう風になれたらいいなって思います。」

良介さんのフードトラックを呼んだ阿知波大潤さんは、ちょっと変わったお坊さん。
音楽のイベントで趣味のラップを披露したり、ボードゲーム好きを活かしたイベントを企画したり、従来のイメージを超えて、今金町とお寺に、人を呼び込みたいと奮闘中。フードトラックを呼んだのも、その一環のチャレンジでした。

かっこいいヘアスタイルのお二人は長万部町から。函館中心に活動しているバンドのメンバー(ボーカルとギター)。配信ライブが少しずつ軌道に乗り始め、これから音楽一本で食べていくために、東京と往復しながら頑張っている最中だとか。

犬の散歩の途中で寄ってくれたご夫婦。「これ、ローカルフレンズってやつですか!昨日テレビで見たやつ⁉」とお声掛けいただき、感無量です。スノーボード好きが高じて関西から今年、移住してきました。実はニセコが主戦場。今金町誇りの今金ピリカスキー場はまだ未体験だそうで、今年こそは!と意気込んでらっしゃいました。

江差町であったみなさん!

江差と言えば…やっぱり江差追分。北斗市でのど自慢の放送を担当した際、北海道の民謡のかっこよさには驚きました。

そんな中、江差町ではまさに尺八の奏者の方と出会いが。良介さんとは音楽のイベントで知り合ったんだとか。

最初は親戚に勧められて習い始めた尺八。これまで何も長続きしなかったのが、尺八だけはなぜかずーっと続けているんです、とお話してくれました。

みんな、良介さんに会いに来てる

実は、良介さんは行き帰りのトラックの中で、何度もなんでそんなに頑張るんですかと聞く私に、「やっぱ、俺のファンをつくりたいんですよ!」とさっぱり答えてくれていました。

料理をつくりながら、お金を受け渡しながら、自然と「最近どう?」と話が弾む良介さんと訪れるお客さん。料理ももちろんおいしいけれど、良介さんのチャレンジ精神を応援したい、元気をもらいたいのかもしれない。

そしてそのエネルギーを受け取った人が、また地域を元気づけている。
最初は「ファン」って?と思っていたけれど、その意味が、すっと腑に落ちる、そんな1週間になりました。


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