NHK札幌放送局

ローカルフレンズが鹿児島に…?!「ローカルフレンズ鹿児島」制作の裏側をNHK鹿児島局に聞いてみた

ローカルフレンズ制作班

2023年4月26日(水)午前11時30分 更新

毎週木曜夜に「ほっとニュース北海道」で放送している「ローカルフレンズ滞在記」。なんと4月から鹿児島県でも放送が始まりました! その名も「ローカルフレンズ鹿児島」。毎月一回火曜日、夜6時10分~「情報WAVEかごしま」で放送します。

最初にご覧頂きたいのがこちら👇
NHK鹿児島局で4月11日(火)に放送されたVTRです。

なんとも見覚えのあるオープニング……。ロゴもビジュアルも、さらにはテーマ曲まで同じ!
まさにローカルフレンズ滞在記の「鹿児島県版」です。

北海道のコーナー番組が、なぜ遠く離れた鹿児島県で展開されることになったのか? その理由を探るべく、札幌局広報担当が鹿児島局の担当者を直撃しました。

ーーどうしてローカルフレンズを鹿児島でやろうと思ったんですか?

東京で5年ほど勤務した後、2022年8月に鹿児島局に赴任してきた時に、地方局で公共放送ができることは何だろうと考えたんです。
たとえば「○○町の応援団始めます!」という企画をやったとしても、地域のみなさんがそれを望んでいないのであれば、NHKの都合を押しつけることになります。結局、そういう企画は上滑りしてしまうんじゃないかなと。
本当に地域の人に必要としてもらえる企画が何かできないかなと、参考事例をいろいろ調べたのですが、なかなかピンとくるものがなくて。そんなときにたまたまローカルフレンズ滞在記を知り、すごく良いなと思ったんです。
単純にコンテンツとして面白いし、NHK主体ではなく地域の人が主体で発信しているところがすごいなと感じて、鹿児島局でもできないかなと思いました。

ーーそれはいつ頃ですか?

2022年12月頃です。ローカルフレンズ滞在記を担当している札幌局の松丸チーフプロデューサーとはもともと知り合いだったので、連絡をとって勉強会を開き、2023年3月には札幌局と具体的な引き継ぎをして、4月に放送が始まりました。
ローカルフレンズ滞在記は既に制作フローが確立していますし、テーマ曲もロゴもキービジュアルもすてきなものがあるので、それを鹿児島局でもそのまま使わせてもらいました。

ーー他の地域局の番組をそのまま展開するというのは、NHKでは珍しいことですよね。

東京の部署の人にも同じことを言われました(笑)。でも面白くて地域のためになる企画であれば、あえて変える必要はないですし、まねをしたら良いと思います。
変えてしまうことで大事なものを損なってしまう可能性もありますし、そのまま展開する方が効果的だと感じました。

ーー初回の舞台を南大隅町にしたのはなぜ?

ふだんなかなか鹿児島局が取材で行けていない場所を紹介したいという思いがあったのと、滞在するディレクター自身があまり知らない場所の方が良いと思い、いくつか候補地を検討した中で南大隅町にしました。

ローカルフレンズを誰にお願いするかは、鹿児島出身のアナウンサーやディレクター、鹿児島で長く取材をしてきた記者など、地域とつながりのある鹿児島局のメンバーに相談しました。すると、あっという間に30名近い候補があがって。その中で、初回は南大隅町で活動している梅木涼子さんにお願いすることになりました。
ローカルフレンズ・梅木涼子さん。ご家族で農機具店を営む傍ら、NPO法人の代表として、町の魅力を発信し、都市部の学生と町をつなぐ活動をしています。

ーー実際に滞在を始めてみて、大変なことはありますか?

滞在している赤崎ディレクターとも話しているんですが、一日一日がすごく濃密なんですよ。
ありがたいことに地域のみなさんが伝えたいことがたくさんあって、一回の放送だけではすべてを紹介できないので、それがもったいないなと。
そこで、当初は月一回の放送予定でしたが、本放送の前の週に中間報告という形で短いVTRを放送することにしました。

あと、赤崎ディレクターが言っていたのは、「自撮りが恥ずかしくてしょうがない」と(笑)。
ローカルフレンズはディレクターが一人で滞在して自分で撮影をする企画ですが、ディレクターからすると自撮りに結構抵抗があるみたいです(笑)。
慣れない自撮りに挑戦する赤﨑ディレクター(眉間のしわの険しさに注目)

ーー南大隅町のみなさんの反応はいかがですか?

みなさんお忙しい中でも歓迎してくださって、番組を楽しみだと言ってくださる方が多くて嬉しいです。
初回のローカルフレンズを引き受けてくださった梅木涼子さんは、最初に企画の趣旨を説明したときに「わくわくする」と言ってくれました。
梅木さんは、これまでいろいろなメディアの取材を受けている方ですが、取材を通じて外に発信されたものはどうしても表面的になってしまい、自分が本当に伝えたいものとは少し違うなと感じていたそうです。
今回、取材する・されるの関係性ではなく、パートナーとして一緒に番組を作りながら、梅木さんがすてきだと感じている南大隅の姿を紹介したいとお話ししたところ、「ぜひ」と快諾いただきました。やはり、こうした企画を求めている方がいるんだなと感じました。


こうして誕生した「ローカルフレンズ鹿児島」。4月25日(火)に南大隅町の滞在の様子を放送しました。
実際の番組はこちらからご覧いただけます。

次回の滞在地は自然豊かな離島・甑島(薩摩川内市)。放送日は5月23日(火)とのこと。
北と南で展開するローカルフレンズプロジェクト。今後の放送をお楽しみに!


ローカルフレンズ鹿児島HP
北海道のローカルフレンズ滞在記HP




関連情報

熱いお湯だけじゃない! 不思議な温泉の魅力

ローカルフレンズ制作班

2023年8月18日(金)午後5時51分 更新

浦幌編#2好きなことをあきらめない

ローカルフレンズ制作班

2022年9月15日(木)午後5時36分 更新

20代が描く 島観光の未来図

ローカルフレンズ制作班

2022年6月2日(木)午後5時19分 更新

上に戻る