NHK札幌放送局

感染防止「繁華街」で新たな対策 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2021年2月17日(水)午後3時06分 更新

ナットク!とかちchでは「私困っています 新型コロナウイルス」というテーマで、十勝の皆さんの疑問や困りごとにこたえるコンテンツを目指しています。

2月に入り、十勝地方では感染者の数は減っていますが、再び感染者が増えるのを防ごうと、新たな対策が始まっています。対策のキーワードは「繁華街」そして「ビル丸ごと」です。


十勝の繁華街はいま…

帯広観光社交組合の組合長で、帯広市の繁華街でスナックを経営する森田かおるさんです。
十勝地方で感染が拡大した去年11月以降、店では客が激減し、いまも厳しい経営が続いているといいます。

帯広観光社交組合 森田かおる組合長
「お客さんの数は少なく、店の中は静かですね。20年間、営業を続けていますが、忘年会シーズンもお客さんは少なく、いままでの中で一番悪いんじゃないかっていうぐらいの12月でした。

同業者にお会いすると『どうですか?』って話になりますけど、皆さん『大変だ』という話になっています」

お客さんにどう安心して過ごしてもらうのか。森田さんの店でも、感染対策に力を入れています。
入店時には客一人ひとりの消毒や検温を徹底。テーブルには飛まつを防ぐ仕切り板も新たに設置しました。店内にはマスクを忘れた客向けに、予備のマスクまで用意しています。


感染対策“マスクは絶対”

森田さんがマスクの重要性を痛感したきっかけ、それは去年11月にみずからが新型コロナウイルスに感染したことでした。森田さんは当時、店の中でマスクをせずに接客していたといいます。

帯広観光社交組合 森田かおる組合長
「接客業なので、マスクをしてというのは、どうしても抵抗がありました。
自分が感染して初めて、やっぱりうつるんだと思いましたし、やっぱりマスクをしていなかったことへの反省もありました。本当にマスクは絶対だなと。自分の中でマスクは感染対策の絶対条件になっています」


「ビル丸ごと」で対策へ

十勝総合振興局も帯広市の繁華街で対策を徹底することが、十勝全体の感染拡大を抑えるカギになるとして、対策強化に乗り出しています。繁華街の飲食店従業員などを対象にPCR検査を無料で実施し、ことしは、感染者は確認されていないということです。

そして新たな対策として打ち出したのが、「ビル丸ごと」の対策です。これまで店舗ごとにばらつきがあった感染対策を、ビル全体の取り組みに広げ、いわば「点」から「面」へ対策を強化するねらいです。
新たな対策は、森田さんの店も入居する帯広市中心部の「5番館ビル」で始まりました。

帯広観光社交組合 森田かおる組合長
「繁華街には“怖い”というイメージがついてしまっています。それを皆さんにどういう風に安心してもらい、“大丈夫そうなら行こうかな”という気持ちになってもらえるのか。
私たちは感染対策を徹底して続けていかなきゃいけないと思っています」


取材した佐藤恭孝記者は
今回、お話をうかがった帯広観光社交組合の森田かおるさんには、ご自身が新型コロナウイルスに感染した体験を率直に話していただきました。自身が感染したことで、マスクに対する意識が変わったこと、従業員の陰性がわかった時の安ど感など、その言葉には重みがありました。

帯広市で最初のクラスターが、接待を伴う飲食店で発生したのは事実ですが、繁華街の飲食店は、今や一般の事業所以上に感染対策を徹底している店が多いのも事実です。どのように不安を払しょくして、再びお客さんに店を訪れてもらうのか。
次回の「ナットク!とかちch」では、「ビル丸ごと」の対策の内容について詳しくお伝えしていきます。

2021年2月17日放送

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