新ひだか町では、8月に入って、飼い犬がヒグマに襲われたとみられる被害が相次ぎ、警察は近くに住む住民に警戒を呼びかけています。
警察によりますと、17日、新ひだか町三石西端で住民から「飼い犬1頭がいなくなり、近くで血痕とクマの足跡を見つけた」と通報がありました。
警察が調べたところ、住宅の前の道路に林に向かって何かを引きずったような跡が残っていて、地元の猟友会は飼い犬がクマに襲われたとみて林の中にわなを設置しました。


近くに住む男性
「クマを目撃したという話はときどき聞きますが、近所だとやはり気になります。周りを注意深く見ながら生活するしかありません」
この3日前の14日には、この住宅からおよそ1キロ離れた宿泊施設の飼い犬が敷地内の林で死んでいるのが見つかり、現場の状況からクマに襲われたとみられるということです。
8月に入って、新ひだか町内でのクマの目撃情報は4件、警察に寄せられているということで、町や警察が住民に警戒を呼びかけています。
2020年8月18日
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