自身もリモートワークで働きながら、リモートワークの改革に取り組む福島由佳さん。
福島さんは、函館市内のシェアオフィスから東京のIT企業に勤めていて、新型コロナウイルスの感染拡大で急速に進むリモートワークのシステム開発や企業のコンサルタント業務を担っています。
2020年12月、結婚を機にふるさとである函館市に戻り、自身もリモートワークを実践しながら、好きな場所で働くことができるようにする「ふるさとワーク」の普及に力を入れています。
福島さんの勤務する会社でも、ほとんどの社員が在宅勤務やリモートワークを行っていますが、福島さんが開発したシステムで滞り無く業務を行えているということです。
いまは会社で進めているVR=バーチャルリアリティーの実証実験を行うなど、次世代の新たな働き方の可能性を追求しています。
福島さんは「東京じゃないと働けないということではなく、皆さんが好きな場所で好きな仕事をできる環境を作っていきたい。この街で働きたいという思いとこの仕事をしたいという思いのどちらかではなく、両方を選択できるような社会を目指して取り組み、ふるさとの函館がもっと活性化してもらえれば」と話しています。

(2021年1月26日放送)
※情報は取材当時のものです。