NHK札幌放送局

銀メダル携えロコが北見市を表敬訪問!

オホーツクチャンネル

2022年3月11日(金)午後6時00分 更新

日本代表として北京オリンピックに出場し銀メダルを獲得したカーリング女子の「ロコ・ソラーレ」が、北見市長を表敬訪問しました。 表敬では、5か月ぶりに地元の北見へ戻ってきた感想などが語られたほか、チームとして2度目となる「市民特別栄誉賞」の授与式が行われました。地元・北見への思いや今後への抱負も語った表敬訪問の様子をお伝えします。  (北見放送局 新島俊輝記者)

銀メダル祝う懸垂幕が架かった北見市役所へ

ロコ・ソラーレは2021年9月、オリンピック出場をかけた世界最終予選に向けて日本を出発するのを前に北見市を表敬訪問しています。
それ以来、チームは一度も北見へ戻ることなくオリンピックを迎え、ことし3月におよそ5か月ぶりに北見へ戻ってきました。
銀メダルを獲得して北見へ戻ってきたチームはこの日、「銀メダル獲得おめでとう」と書かれた懸垂幕がかかった北見市役所へ凱旋しました。

およそ半年ぶり 市長へメダル獲得を報告

日本代表のウェアに身を包んだチームのメンバーたちは、小野寺亮二コーチやロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事などとともに北見市の辻直孝市長を表敬訪問しました。
はじめにスキップの藤澤五月選手が銀メダルの獲得や地元への感謝の思いを語りました。

スキップ 藤澤五月選手
「このメンバーで日本のカーリング初めての銀メダルを獲得しました。オリンピックの決勝で最後に負けたという悔しい思いはありますが、北見市をはじめみなさんからのサポートで勝ち取れた銀メダルです。応援ありがとうございました」

これに対して辻市長は、日本のカーリング史上初となる銀メダルを獲得したチームの健闘をたたえました。

北見市 辻直孝市長
「おかえりなさい。カーリングとしての初めての銀メダルという快挙を、北見市民とともに心からお祝いします。市民、国民がテレビにかじりついて試合を応援していたと思います。一戦一戦での選手たちの笑顔やチームワークは大きな感動や勇気を与えてくれました。今後もカーリングを日本中、世界中に広めて欲しいと思います。銀メダルおめでとう」

チーム2度目「市民特別栄誉賞」を授与

続いてチームに、「市民特別栄誉賞」の授与式が行われました。
その後行われた歓談では、選手たちがそれぞれの思いを話し、会場は穏やかなムードとなりました。

リード 吉田夕梨花選手
「お久しぶりです。日本になかなか帰ってこられず、オリンピックが終わって帰ってくるまで長かったです。4年前は、うらやましく観客席から見ていたオリンピックの決勝に自分の足で立てたことは、自分にとってもチームにとっても宝物です。この4年間はしっかりと、全員が勝ちたい、強くなりたいと思い続けたことが結果として納得のいく銀メダルになったと思います。これから日本選手権もあるのでしっかり休んで準備していきます」
セカンド 鈴木夕湖選手
「帰って参りました。5か月間海外に遠征してから北京に入ったので、久々に帰ってきて、やっぱり地元はいるだけでいいなと思うので、北見が大好きなんだと改めて感じました。ニュースなどを見てみると、北見の人がすごく応援してくれていたのだと改めて感じて、その応援の力がメダルにつながったのだと実感します。5月に地元の常呂町で行われる日本選手権に向けて頑張ります」
サード 吉田知那美選手
「日本代表決定戦で2連敗して、もう終わっていたかもしれない今シーズンが、最終的にメダルを獲得するまでに至ったのは、チームとして積み上げてきた実力や技術もあるかもしれませんが、運やたくさんの人の応援の力が大きいと思います。これからも北見市民や、ロコ・ソラーレのメンバーとして、なりたい選手やチーム、自分になれるように今後も精進していきます」
リザーブ 石崎琴美選手
「チームとして長い海外生活を送ってきたなかで、ケガなどもなく無事に大会を終えられてほっとしています。そして銀メダルを獲得できたのは、日ごろから競技を支えてくれている北見のみなさんのおかげだと思っているので、これからもチームでまた1つとなって頑張りたいと思います」

その後は吉田知那美選手が辻市長に銀メダルを手渡して、辻市長が「重たいね」などと話しながらメダルを持つ場面のほか、藤澤選手から辻市長へ、チームに向けて送られた応援旗へ感謝を述べる場面もありました。その後話した辻市長は、ときおり感極まる場面もみられました。

北見市 辻直孝市長
「現地で応援できず残念でしたが、応援の気持ちが旗を通じて届いてうれしいです。ロコ・ソラーレは9月の代表決定戦からオリンピックの決勝まで、すごいことをやってのけたと思っていて、うれしいだけでなく、北見市の誇りです。選手たちの試合に向き合う姿勢は、それを見た人が自分の元気に変えて、それがさらなるチームの応援につながっていると思います。みなさんの頑張りが、見ている人の頑張りにもつながると思うので、これからも頑張ってください」

記者会見で語ったそれぞれの思い

その後には記者会見が行われました。
記者からは5か月ぶりに戻ってきた北見への思いや、今後への抱負などが聞かれました。

リード 吉田夕梨花選手
「北見に帰ると、日本に戻ってきたときよりも安心感があり、ようやくほっとできるなと思っています。地元に戻ると『お疲れ様』と子どもや孫のように話してくれて、温かい応援をしてくれているんだなと感じます」
セカンド 鈴木夕湖選手
「北見からは世界最終予選の決勝の直前に旗をもらいましたが、ベストタイミングでとてもうれしかったです。ニュースなどを見ていると、自分のことや自分の子どもなどのような感覚で応援してくれていると感じてうれしくなりました」
リザーブ 石崎琴美選手
「オリンピックには5人しかステージに上れないというなかでロコ・ソラーレとして行けたことは幸せです。大会では厳しい試合もありましたが、最後まで戦うことができ、夢の表彰台にこのメンバーで立ててうれしいです」
スキップ 藤澤五月選手
「オリンピックは、勝ったり負けたりする中で、負けるたびに成長するきっかけをもらえました。カーリングでは4年おきにメンバーの変更や、選手の引退があるなかで、ロコ・ソラーレとして石崎選手が入ってパワーアップして、たくさんの負けや悔しい思いをしながらオリンピックを経験できたことは、カーリング人生の中でも成長できた4年間だと思います」
サード 吉田知那美選手
「カナダへ出発してから日本に帰れないなかで、ようやく帰ってこられた安心感で泣きました。オリンピックの決勝では、自分たちのプレーやよいパフォーマンスができませんでしたが、まだシーズンは終わりでなく、4月のカナダでのグランドスラムや、5月の日本選手権もあるので、気持ちを切り替えて、オリンピックの雪辱をはたす気持ちでパフォーマンスを発揮したいです」

前回のオリンピックの成績を上回る銀メダルを手に戻ってきたロコ・ソラーレ。
新型コロナウイルスのためお迎えセレモニーなどは出来ず、祝賀パレードなどの見通しも立っていませんが、チームは繰り返し地元への感謝を話していました。
チームは今後、大会へ出場するため4月にカナダへ向けて出発し、5月には北見市常呂町で行われる予定のカーリング日本選手権に出場する予定です。
オリンピック後もまだまだ走り続けるロコ・ソラーレの今後の活躍に注目です。

2022年3月11日

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