NHK札幌放送局

道北のヒグマ生息数 1990年ごろまでは減少 それ以降は回復

ヒグマ情報

2021年11月3日(水)午後2時58分 更新

道の北部に生息するヒグマについて、道が駆除を奨励していた1990年ごろまでは数が減少していた一方、それ以降は回復していたとする研究を北海道大学などがまとめました。クマの生態の理解につながるデータとして期待されています。

北海道大学の学生サークル「北大ヒグマ研究グループ」は、幌延町にある大学の研究林で調べたヒグマのフンやあしあとなどの痕跡を40年間、記録してきました。

この記録を大学の農学研究院などの研究チームが解析した結果、1990年までは道の北部に生息するヒグマは減少していた一方、それ以降は回復しているとみています。
研究チームによりますと、1966年から1990年までにかけては、道がヒグマの捕獲を奨励する制度を実施していて、この制度の期間中、ヒグマの痕跡は年平均で15%減少した一方、制度が廃止された後は、年平均で7%増加していたということです。
サークルのOBで研究に携わった北海道立総合研究機構の日野貴文さんは、「市民レベルの調査はこのほかにもあるのではないか。プロの研究者が関わり解析すれば生態系の評価や理解がより進むと思う」と話していました。

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