NHK札幌放送局

家庭での新型コロナ対策 専門家が検証 シラベルカ#31

シラベルカ

2020年12月2日(水)午後3時50分 更新

みなさんからの疑問を調べるシラベルカ。今回は札幌市に住む主婦、アイさんからこんな投稿をいただきました。

シラベルカ取材班はさっそくアイさんの元を訪ねました。

コロナ対策どうしたらいいの?

夫と6歳になる息子との三人暮らしのアイさん、札幌で感染が増え始めた2月頃から家庭で新型コロナ対策をしています。先月(11月)から再び札幌で感染者が増え始め、自分の感染対策が正しいのか不安に感じるようになったといいます。

「普段、うがい除菌は徹底して行っているけど実際それだけでいいのかというところと、これ以上何かできることがあるのなら1つでも多くやって予防に努めたいなと思うのですけど…」


教えて横田教授!

そこで、力をお借りしたのは感染症に詳しい札幌医科大学の横田伸一教授です。オンラインで普段のアイさんの対策をみてもらいました。



玄関の外に除菌液を置き、部屋に入る前に手の除菌、ドアノブなど多くの人が触れる場所を除菌しているアイさん。横田教授、これはどうでしょう?

横田教授
「外に置いておくのはナイスアイディアです。多くの人が触れる場所を除菌することが効果的です」

アイさんはスーパーなどで買ってきたものを冷蔵庫に入れる前に除菌スプレーをふきかけています。
これも効果がありますか?

横田教授
「あまり気にする必要はありませんが、除菌する場合はしっかり拭くいうことを心がけてください。ただスプレーをかけるだけでは除菌液が行き渡りません。バッグやコート、手袋などもアルコールなどをかけて拭くことで除菌が確実にできます」

次は換気です。
室内の窓を開け、風が通るように窓の反対側のドアを開け放って風の流れをつくっていますがどうでしょう?

横田教授
「非常にいいと思います。部屋の中の風の流れをきちんと把握して換気するのが効率的ですよね。来客があるときには大体1時間に5分位の換気を目安にしていただけるといいと思います。換気のあとは加湿器などで湿度を50%から60%に保つように心がけてください。」

様々な対策を心がけ、教授からもたくさん○をもらったアイさん。
しかし、気になるのが家庭で感染者が出た場合です。家庭内での感染も防がなければなりません。
家族はどのように対処したら良いのでしょうか。

もし家庭で感染者が出たら…どうする!?

「こまめな消毒が必要になると思いますし可能であればその症状がある方は別の部屋でお休みいただいてお食事もその部屋でとっていただくのが理想ですよね。それからお手洗いもふたを閉じて水を流す癖をつけること と、お風呂なんかも最後に入っていただいてその後換気をしっかりしていただくそういうことをやればだいぶ違うのではないでしょうか。」
加えて、発熱やせき、においや味が分かりづらくなるといった症状がある場合、家庭内でもマスクをつけることが効果的だと横田教授は指摘します。
「おうちの中でマスクをして頂くということも重要です基本的に飛まつは口とか鼻からしか出ませんからマスクでちゃんと覆ってあげればだいぶ飛沫の飛散をふせぐことができます」
横田教授によると熱やせき、においが分かりづらいなど感染が疑われるような段階でも家庭内でマスクを着けるなど対策をとることが大切だということです。


今回の取材を通して、あらためて除菌や換気など家庭でできる感染対策の大切さを感じました。
これから年末年始が近づき、大切な家族や親戚が集まる機会が増えると思いますがお互いマスクをして、手洗いや換気など家庭内での予防策を心がけていきたいです。

(取材 腹巻尚幸カメラマン 班学人ディレクター)
11月30日放送

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