放送部で活動する高等学校の生徒たちが番組制作や朗読・アナウンスなどの技術を競い合う「NHK杯全国高校放送コンテスト」が開催されました。
上川地区大会は5月18日(水)と19日(木)、旭川市の旭川市民文化会館小ホールで開催されました。
「創作ラジオドキュメント部門」や「テレビドキュメント部門」、「アナウンス部門」、「朗読部門」など7つの部門で行われ、上川地区の9つの高等学校が参加しました。
このうち、テレビドキュメント部門では、高校生活や地域社会とのかかわりの中に広く素材を求め、高校生としての視点を大切にした独創的な作品を7分半から8分の間に編集した作品が持ち寄られました。
また、30人が参加した朗読部門では、指定された小説や随筆など5つの作品の中から1つを選択し、1分半から2分の制限時間の中で実際に会場内で発表しました。
ステージへ上がる際は緊張している様子も見られましたが。朗読が始まると、言葉に感情を込め、自分なりの表現方法で文書を読み上げていました。

「放送コンテスト」が行われた会場内の様子
厳正なる審査の結果、すべての部門において旭川永嶺高等学校とその生徒が第1位を獲得しました。
一方、道北支部予選大会は、データ審査により実施され、朗読部門で北海道士別翔雲高等学校の生徒が最優秀賞に選ばれたのをはじめ、3部門で全道大会への推薦者(校)が決まりました。

データ審査を行う元NHKアナウンサーの志摩悦二郎さん
上川地区大会および道北支部予選大会の各部門で上位に入賞した学校や生徒は、6月14日から千歳市で開催される北海道大会に出場することになっています。
2022年6月9日