NHK札幌放送局

【未公開映像②】運行終了後の車庫に潜入!SLを守るお掃除とは!?

NHK釧路放送局

2021年2月10日(水)午後1時31分 更新

運行終了後、車両所に戻ってきたSL冬の湿原号。 SLが車庫に入ると整備士の方々が駆け寄ります。 ここでもSLの寿命を延ばす大事な作業が行われます。 

車庫の中に入るとSLが向かう先に鉄製の大きな箱が設置されていました。
この箱、何に使うものだと思いますか?
↓↓ 正解は ↓↓
大きな鉄製の箱は石炭の燃えカスを入れるための器です。
行われる作業は“炭落とし”と呼ばれ、運行の際、消費した石炭の燃えカスを窯の中から取り除きます。

炭落としをしないと石炭を燃やす窯(火室)の中に燃えカスが溜まっていき、
新しく石炭を入れても燃焼効率が悪くなり以降の走行に支障が出てしまいます。炭落としは整備士3人1組で行い、最初に機関室にある火室の中を確認した1人が作業を始める合図を出します。

↑↑ 石炭を入れる窯(火室)。 この中に石炭の燃えカスが溜まる。炭落としの際、火は落ち着いている。

動輪の間に火室と繋がる小さな扉があり、そこから鉄の棒を使って燃えカスを下に向かって掻き出し落としていきます。そこで問題になるのが燃えカスである灰が舞ってしまうこと。もう1人の整備士が水を撒くことで灰が飛び散ることを防ぎ、作業を円滑に進めることができるのです。

私たちの知らないところで多くの整備士の方々がSLに携わっています。
1つ1つの作業がSLを長く運行させていく、守っていくことに繋っており、整備士のみなさんがSLの歴史を紡いでいくのです。

2021年2月10日

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