札幌市南区の住宅街にある公園で６日、クマの親子を見たという通報があり、警察は付近の警戒にあたるとともに、注意を呼びかけています。
６日午後９時半ごろ、札幌市南区豊滝の住宅街にある「豊滝くわがた公園」で、クマの親子を目撃したと近くに住む人から警察に通報がありました。警察によりますと、この公園は山林に隣接していて、クマは北東方向に立ち去ったとみられるということですが、警察は公園の周辺にパトカーを出して警戒にあたっています。通報のあとは、クマは確認されていないということです。
警察は引き続き付近の警戒を続けるとともに、７日午前７時ごろからは付近の住民への注意を呼びかけることにしています。
札幌市のまとめによりますと、南区豊滝やその周辺では、ことし５月以降、フンや足跡などクマの痕跡が複数回、確認されているということです。
