3月16日の地震で列車が脱線した東北新幹線は、不通となっていた福島駅と仙台駅の間の
安全の確認が取れたとして、14日、全線で運転を再開し、北海道新幹線もおよそ1か月ぶりに
東京までの直通運転を再開しました。
新函館北斗駅では、電光掲示板に東京行きの列車が表示され、大きな荷物を持って改札を通る人の姿が見られました。

仕事で函館市を訪れて福島県に帰るという男性は、「仕事で全国に行くので地震のあとに新幹線が使えなくて大変でしたが、また利用できるのでほっとしています」と話していました。
また、単身赴任のため函館市に住んでいて松本市に帰省するという男性は、「今回帰省するのを諦めていましたが帰れることになったので助かっています」と話していました。
JR北海道によりますと、北海道新幹線で東京まで向かう場合、東北新幹線が一部で徐行運転しているため、所要時間が通常より1時間程度長くなっているということです。