NHK札幌放送局

アドリブの話

神門 光太朗

2022年7月13日(水)午後6時44分 更新

6月10日の清水町に続き、7月10日は中標津町で「真打ち競演」の公開収録でした。
ねづっちさんと3年ぶりに共演することができました。 

収録のときの私のコメントは若干のアレンジを加えながらも、基本的には台本どおりの進行です。
「きょうの真打ち競演は、北海道中標津町の中標津町総合文化会館しるべっとからお送りいたします。客席は距離をあけた上で、マスクを着用してご覧いただいております」


しかし、収録以外の“間”はアドリブでつなぐことになります。
▶ステージに出て行って、収録準備ができるまでの“間”
▶1本目の収録が終わって、無事収録できているか確認して、中入りに入るまでの“間”
▶中入り後、お客さんが着席して2本目の収録準備ができるまでの“間”
▶2本目の収録が終わって、無事収録できているかを確認して、お客さんを退場誘導するまでの“間”

若いころはコレが苦手でした。
何を話したらいいんだろう。
ディレクターからは「ふだん担当している番組のPRをしたらOK」と言われて話し始めたけど、30秒で終わってしまった……
え~、次は何を話したらいいんだ。

さっき食べた弁当の話?(そんなの興味ないよね)
自分の生い立ち?(オチはない)
なぞかけ?(すぐにできない!)

収録前からこのアドリブのことばかり頭にあって、肝心の収録部分でトチることたびたび。

「真打ち!コウエン!……あ、ごめんなさい。もう1回やっていいですか」
「すぃんうち~ぃきょう、えんっ!」

間違えないように慎重になって、声は震えるわ、妙なイントネーションをつけてしまうわ……。
当時の会場にいらっしゃったお客様、リスナーの皆様、出演者の皆様、スタッフ各位には迷惑をかけました。おわびします。m(__)m


あれから20年。
“間”のアドリブが楽しめるようになりました。
目の前のお客さんの反応をうかがい、それを楽しみながら進行できるようになりました。

「はい、1本目の収録が無事終了しました!」(客席から拍手)
「……いや、無事終了したと言いたいところですが、ちゃんと収録できたかどうか、確認しています。収録に失敗していたら、もう1回同じことをやります!」(客席から笑い)
「もう1回やるときも、同じところで同じように笑ってくださいね。さっき収録したのは忘れてください!」(客席から笑い)
「でも出演者の皆さんは飛行機の時間が迫っているので、2倍速でしゃべります!」(客席から笑い)

清水町も中標津町も、とてもやさしいお客さんばかりで、開演中も、その前後も、ず~っと温かな笑いに包まれた、良い収録となりました。
ありがとうございました!

笑いいっぱい「真打ち競演」の放送日です。
いずれもNHKラジオ第1(全国)で

<清水町の2本目>
7月16日(土) 午後1時05分
 弁財亭和泉
 東京ボーイズ
 入船亭扇辰
<中標津町の1本目>
9月17日(土) 午後1時05分
 パックンマックン
 あさひのぼる
 隅田川馬石
<中標津町の2本目>
10月1日(土) 午後1時05分
 おぼん・こぼん
 ねづっち
 柳家三三
7月9日(土)に放送した清水町の1本目
ニックス、立花家橘之助、三遊亭遊雀は、
7月16日(土)午後1時55分まで聴き逃し配信しています→こちら


おぼん・こぼんのおふたりは、ホント―に、ホント―に、仲良しになっていました。
今回は20年ぶりの新ネタを披露してくださいました(仲直りのおかげ!)

(中標津町総合文化会館のステージ裏に残された「参上!!」)


実は、公演後に出演者の皆さんが乗る予定の飛行機が、濃霧のため中標津空港から飛ばないかもしれない!? という情報が入りスタッフ一同あわてたのですが、無事飛び立ちました。

それを受けて、神門光太朗のなぞかけ、ととのいました! 
「中標津空港」とかけて、「浪費家のお金」ととく、その心は……

どちらも「キリなく飛んでいくでしょう」

いかがでしょう???
新人のころは苦手だったなぞかけも考えられるようになりました。
名人の皆さんの至芸を間近で見られることの幸せを感じながら、これからも精進してまいります!

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