地元への思いや魅力を、地元で活躍している方に語って頂く1分間のミニ番組
「オホーツク元気メッセージ」
第三弾の舞台は遠紋地区の地域センター病院として、地域医療、高度専門医療、救急医療に貢献しているJA遠軽厚生病院。
日々、医師として働きながら、子育て中の母として遠軽で暮らす、松田夏菜子(まつだ かなこ)先生にスポットをあてました。
松田先生は九州出身で医師として遠軽厚生病院に勤め、遠軽で結婚。
現在は循環器科主任部長として地域医療に取り組んでいます。
撮影当日は“カンファレンス”という医療チーム内でのミーティングが行われていました。若手の先生や看護師と共に限られた時間内で治療方針を打合せ、担当を振り分ける姿に主任部長としての責任感を感じました。
その後、定例の入院患者への回診が始まりました。入院患者さん一人ひとりに対し、先ほどの緊張感のある面持ちではなく、親しみやすさとあたたかさを全面に出しながら“傾聴”の姿勢で行う姿が印象的でした。

入院患者さんとのやり取りや診療・診察で心掛けている事を番組内で語っていただきましたので是非ご覧ください。
2020年は職員・スタッフ総出で新型コロナウイルスと奮闘した遠軽厚生病院。
その当時の様子やその後の取組みを稲葉 聡(いなば さとし)院長にお聞きしました。

その当時を振り返り「目まぐるしく情勢や状況が変わる中で、誰も正解がわからないまま、当時は感染拡大に歯止めをと、ここで働く医療従事者全員が必死だった。いま振り返っても記憶がないんだよ。」と噛みしめるように語っていただき、当時の厳しい状況が言葉の重みと同時に伝わってきました。
番組内でも紹介していますが、「コロナ禍において沢山の支援や応援が、何よりもの励みになり、力になった」と遠軽町民や周辺地域の方々への感謝の言葉をおっしゃっていました。
まだまだ、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大は続いています。感染防止対策に万全を期して、オホーツク総合振興局管内の総合医療機関として役割を果たしていくと力強く語って頂きました。
【取材をして】
コロナ禍において、地域医療を守り続けている「遠軽厚生病院」を今回取材させていただきました。
「厳しい状況を支えてくれたのは町民の支援だった」と話す稲葉院長。
忙しい中でも入院患者の話に耳を傾け、笑顔で会話をする松田先生。
二人のお話を聞いた後に病院内で張り出されている町民からの応援メッセージを見て、町民と病院の深いつながりを感じた取材でした。
【お知らせ】
遠軽厚生病院1階ロビーにて”オホーツク元気メッセージ”の受信公開を行っています。
1月から遠軽町を舞台に活躍する方々を取り上げた3本のミニ番組を、1つにまとめて放送していますので来院の際は是非ご覧ください。
また、パンフレット等も用意しておりますので、ご自由にお持ちください。
1本目 道の駅でカフェを経営する遠軽出身のプロゴルファー
吉田 啓律(よしだ ひろのり)さん
2本目 遠軽町で下宿生活を行いながら遠軽高校で部活動に奮闘する二人
吹奏楽局 菊地 咲生(きくち さき)さん
野球部 尾形 昌洲(おがた まさくに)さん
3本目 遠軽厚生病院で活躍し、コロナ対応に奮闘と感謝を伝える二人
松田 夏菜子先生
稲葉 聡院長
