NHK札幌放送局

音更高校 農業用ハウスの信頼

十勝チャンネル

2020年7月8日(水)午後4時00分 更新

「ほっとニュース北海道 とかち」連動企画!!
高校野球十勝支部大会に出場する18チームすべてを紹介します。この夏、十勝でがんばる高校球児が大切にしているもの、最後の夏に臨む3年生の思いを聞きました。

選手たちが案内してくれたのがグラウンドにある大きな農業用ハウス。2棟分が連なっていて中には、練習用具がずらり。

関係者によると1棟は北・北海道大会に出場した平成9年に、父母の会により設けられた。もう1棟は、さらに昔でいつ設けられたかわからないというが、定時制の農業科があったこの高校ならではの設備だ。
この“室内練習場”で、3年生は雨の日や雪の日でも、練習を重ね、汗を流してきた。


ただ去年の秋に、ちょっとしたトラブルがあった。

選手たちがいつものように朝練に行くと、中がなにやら風通しがよい。見ると、5メートルほどの大きな穴があった。夜間の強風で破れてしまい、空いてしまったようだった。

練習後に3年生6人で試行錯誤しながら修理したのは今もよい思い出だ。

玉舘主将は「夏も冬もいつも使っている場所なので、感謝の気持ちでした。なかなかうまく貼れずに大変でしたが、3年生同士がつながった気がします」と話す。

3年生には、一つ下の下級生がいない。
2年生の秋の大会では、更別農業高校と幕別清陵高校と連合チームとして戦う経験もした。一緒に練習する時間もほとんど取れず、相手のこともわからない。いかに早く信頼関係を作るか、その大切さを痛感した。

そしてその経験は、いまのチームづくりにいかされている。ことし4月に迎えたばかりの“初めての後輩”とのチーム。
「試合中に先輩への余計な遠慮はいらない」。
1年生部員たちは思ったことを先輩に遠慮せず指摘してくる。その大切さを3年生達が共有している。

信頼を武器に音更高校は支部大会突破を目指す。

ハウスの入り口にある、雨よけの板に書かれた2メートルほどの「雑草魂」の文字。10年ほど前の先輩が書いたものらしいです。
指導陣は「まだまだ観葉植物」と冗談のように語っていましたが、選手たちは「泥くさく、踏まれてもねばり強く、戦うという、自分たちの目標です」とやる気につながっているようでした。
雑草魂のプレーにも要注目です。

玉舘主将
チームを勝利に導く一打を打って、北北海道大会出場目指します。
齊藤選手
支えてくれた人達への感謝を忘れずに全力でプレーします。
加藤選手
自分を信じ、仲間を信じ、最高のプレーを見せます。
鈴木選手
どんな打者に対しても攻めの気持ちを持ったピッチングを見せる!
南岡選手
1つ1つのプレーを全力にやり、北北海道大会出場を目指します。
木村マネージャー
3年間頑張ってきたみんなを応援します。


音更高校の放送した動画はこちらです


「あすにつなぐ夏」特集ページに戻る


関連情報

さっそく反響いただきました 更新 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2019年6月21日(金)午前10時30分 更新

帯広工業高校 大事なチームメイト

十勝チャンネル

2020年7月15日(水)午前11時00分 更新

帯広農業高校 “一歩ずつ前へ”野球ノート

十勝チャンネル

2020年7月6日(月)午後4時00分 更新

上に戻る