旭川市中心部の河川敷では先週以降、ヒグマの出没情報が相次いでいて、住宅街が隣接していることから、市は近くにある公園や広場などの利用を休止するとともに、河川敷に近づかないよう注意を呼びかけています。
旭川市中心部では23日、美瑛川の河川敷でクマとみられる目撃情報が寄せられたほか、22日と19日には忠別川の河川敷でもクマのものとみられるふんが見つかりました。

いずれも住宅街が隣接していることから、市は近くにある公園や広場など23の施設の利用を当面休止することを決めました。
このうち、美瑛川の河川敷にあるパークゴルフ場では、24日、作業員2人が入り口にロープを張って閉鎖を知らせる看板をつるしました。
忠別川の河川敷でも、市の職員2人がサイクリングロードの一部区間で通行禁止を知らせるバリケードを設置しました。

旭川市環境総務課 相原係長
「クマはとくに早朝や夜間に活動しやすい特徴がある。日中も含め河川敷には絶対に近づかないでほしい」
2021年6月24日放送