NHK札幌放送局

ヒグマが6日連続出没 砂川市で #ヒグマ

ヒグマ情報

2020年9月1日(火)午前10時30分 更新

ヒグマの出没が相次いでいる砂川市で、31日朝も住宅の近くを1頭のクマが歩いているのが目撃されました。付近でのクマの出没は6日連続で、警察や市が注意を呼びかけるとともに周辺で警戒を続けています。

空地にヒグマ

31日午前5時半ごろ、砂川市空知太東3条3丁目で住宅近くの空き地をクマ1頭が歩いているのを近所の男性が見つけて撮影しました。
映像には、体長1メートルほどのクマが空き地を歩き回る様子が写っています。
クマは草むらに顔を近づけてにおいを嗅ぎながら5分ほど歩き回っていました。

撮影した男性は2時間余りあとにも同じクマを目撃しましたが、その後のクマの足取りはわかっていないということです。

6日連続の出没

この地区でのクマの出没はこれで6日連続となります。
周辺には小学校や飲食店もあることから、警察や市が住民に注意を呼びかけるとともに、まだ近くに潜んでいる可能性があるとして警戒を続けています。

空き地を歩き回るクマを撮影した浅野さん
「朝起きて窓から外を見たら50メートルほど先にクマがいました。映像を撮ったあとも近くを行ったり来たりうろついていました。ことしはクマの出没が多いのでこわいです。散歩をしたり子どもを外で遊ばせたりできなくなっています。元の生活に戻れるようわなで捕獲するなど早く何らかの対応をとってほしい」

ことしは出没相次ぐ

砂川市ではことしの春以降、市内の広い範囲でクマの目撃が相次いでいて、山あいの地域だけでなく住宅や学校が建ち並ぶ市街地の周辺にも頻繁に出没しています。
市によりますと、ことし4月から今月30日までに、クマの目撃のほか足跡やフンなどの情報が55件寄せられているということで、去年の同じ時期の倍近くに上っています。

銃もわなも…

砂川市ではおととし、地元の猟友会の支部長がクマを駆除した際、住宅がある方向に発砲したとして道の公安委員会から猟銃を所持する許可を取り消されていて、これをきっかけに猟友会による銃を使った駆除が行われなくなっています。
7月に市内の養鶏場で鶏のエサの保管庫が荒らされたときも、銃による駆除ではなく、箱わなを使ってクマを捕獲しました。

ただ、市によりますと、クマの出没が相次いでいる空知太地区に箱わなを設置すると、市街地にほかのクマまで引き寄せてしまうおそれがあることから、わなを使った駆除も難しいということです。
このため市は当面、警察とともにパトロールを強化するなどクマを市街地に近づけない取り組みを続けることにしています。

2020年8月31日

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