NHK札幌放送局

新型コロナ 7月に入り増加傾向 / インド型(デルタ株)広がる

ほっとニュースweb

2021年7月20日(火)午後4時22分 更新

道内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、7月に入ってから増加傾向に転じています。感染の再拡大が続いていて、インドで確認された感染力が強い変異ウイルスのデルタ株の広がりが懸念されています。

7月4日以降再拡大

6月下旬以降の一日ごとの新規感染者を見ると、6月は、前の週の同じ曜日を下回る日が続いていました。

それが7月4日以降は、16日連続で前の週の同じ曜日を上回り、18日までの2日間は新たな感染確認が100人を超えるなど、感染の再拡大が続いています。

デルタ株は…

さらに、懸念されるのが、感染力が強い変異ウイルスのデルタ株の広がりです。
道によりますと、新型コロナへの感染確認された人のうち、一部を調べたスクリーニング検査でのデルタ株の陽性率は、6月30日までの1週間は0.4%、7月7日までの1週間は1%でした。これに対し、7月14日までの1週間は34.9%と急速に上昇しています。

専門家「さらなる感染増加のおそれ」

感染症学が専門の札幌医科大学の横田伸一教授に今後の感染状況の見通しや必要な対策について話を聞きました。

横田教授
「ちょうど、まん延防止等重点措置の解除から1週間がたち、今週の後半になると解除の影響が出てくることになるので、さらなる増加のおそれがある」

ではどう対処すべきなのでしょうか。横田教授は —

「いま、新規感染者の数は、第4波が始まった時のような上昇カーブが見えてきているので、ここが抑え時だと思う。第4波のときは、まん延防止等重点措置などが遅れたという印象があり、新規感染者数を主な指標として、感染状況のステージにあった形で待ったなしで対処することが必要だ」

感染経路不明のデルタ株

感染力が強い変異ウイルスのデルタ株についてどう考えればいいのでしょうか。

横田教授
「クラスターが目立っていない一方、感染経路不明者の割合が高く、市中に感染が広がっていると考えられる。デルタ株は感染力が強いと言われているので、対策を誤ると第4波のときのような感染爆発に近い状況が起こりうる」

デルタ株への対策は?

「今まで言われてきたマスクの着用や3密の回避、換気や手洗いといった基本的な対策を確実に実行することが大切で、感染者が多くならなければ医療のひっ迫を避けることができる」

2021年7月19日放送

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