NHK札幌放送局

北海道まるごとラジオ 放送記録▼2020年4月2日

北海道まるごとラジオ

2020年4月14日(火)午前11時56分 更新

4月2日(木曜日)の北海道まるごとラジオは、
「新型コロナウイルスに負けるな!北海道!」というテーマでお送りしました。 番組の前半は大相撲春場所、後半は選抜高校野球についてでした。
番組内では、初めてメールを投稿したという新高校生とも電話でおしゃべり!
最後は気になる新型コロナウイルスについて。疑問や質問に対して専門家に答えていただきました! 

電話ゲストに、日本相撲協会理事 第62代横綱 大乃国 芝田山親方をお迎えしました。

【大相撲春場所】

◇無観客で行われた春場所の印象

●芝田山親方
「お客さんがいない中で行われたので、何とも寂しい感じ。大きな館内がガランとして、シーンとしている中での戦いなので、不思議な感じだった。普段は歓声の中での取組なのに、それが全くない状況。」と話していました。
芝田山親方は「無観客開催運営プロジェクトチームリーダー」をされています。まずは体調管理を一番に考えたそう。協会員の体調管理と取材陣の体調管理。そして、場所前から、朝晩の体温を測ることやマスコミの方々には会場に入ってくるときに必ず体温を測ってもらってから来てもらっていたと。あちこちに消毒液があり、親方や力士の専用の入り口もあった。協会員と接触をしないように報道陣との導線も徹底した対策を行っていたということです。

●普段相撲の実況を担当している高山アナウンサー
高山アナウンサーによると・・・
本当にシーンとしている状況で、人気力士の炎鵬や大関昇進となった朝乃山の取組も静まり返っていた。ただ、音というところが注目された場所でもあった。相撲の勝負に隠れがちだった行司とか呼び出しの声や所作というところは、いつも以上に感じることができた。なかでも、横綱土俵入りの時の行司が発する「しー」という声。「けいひつ」と呼ばれ、「静粛にという意味」。その「けいひつ」の音や横綱土俵入りの砂を噛むような音が聞こえてきた。アナウンサーと解説者の声が外に漏れないように、キャビン型(前後左右と天井が着いている防音室のような空間)の実況席を作って放送をした。花道でリポートするアナウンサーの声も、大きな声をだすと土俵に聞こえてしまう。なので、壁に向かって話し、できる限り声量を落とした。
とのことです。

リスナーからは
・とにかく大相撲ができてよかった。テレビで楽しみました。
・大相撲、今思えば無観客でも開催できてよかったと思っています。
というコメントが来ました!

放送日時点で、次の場所の開催は不透明でしたが、明るい話題もありました!!
大関に昇進した朝乃山の将来性を元横綱の芝田山親方の視点からお聞きしました。
「まだまだ発展途上だと思う。出来上がった大関じゃなく、これからまたつくり上げていく大関だと思います。ここのところ安定した成績を残していましたし、大関力士の中では非常に伸び盛りの力士」と話していました。

【選抜高校野球】

新型コロナウイルスの影響で史上初めて中止となったセンバツ高校野球。
北海道のセンバツといえば、白樺学園と21世紀枠での出場となる帯広農業。芝田山親方の地元の十勝地方から2校初めての出場でした。
高山アナウンサーが十勝へ取材に行ってきました。

地元の街の人の声は…
・十勝管内の2校が出てこれからお祭りムードになって、人の元気・活気・景気があがると期待していたのですが、非常に残念。
・十勝から2校はいけないのは、楽しみにしていた分残念。次に向けてがんばってほしい。
・一緒に甲子園にいって応援したかった。晴れの舞台を踏めないので悲しい、言葉をかけてあげることができないので何かの形でエールを送れたらよいなと思います。

センバツが決まった時と比べて少し街のトーンも暗くなってしまった感じだったそうです。

センバツ高校野球特有なのが21世紀枠です。
全国で3校選ばれていた一つが帯広農業でした。
チームは中止が決まってどう感じたのか前田康晴監督が話してくれました。
・監督が感じたチームのこれまで。
「3月11日に中止の発表を受けて、次の日に選手を集めて中止の報告と今後のことを話した。選手たちは、突然のことなので、大きな反応はなかった。中止になることも想定しながら自分たちで気持ちの整理はつけていたのかなと。(前田監督自身は)夏があるのだからというのですけど、野球は何が起こるかわからないスポーツですし、そこが面白さでもある。頑張れば夏いけるのだというのは厳しい部分がある。この機会を失ったのは僕の中ではずっと準備してきたので、重たいものがあると感じている。」

・監督が今後のチームを語る
「帯広農業のすごさは、野球を通して農業を学ぶこと。将来の夢が「プロ野球選手」という生徒が一人もいない、農業の自営とか公務員とかそういう子どもたちでも、高校生らしく頑張れるのだぞ!とみてもらいたかった。練習試合とか行進だけとか、選手も望んでいない。大歓声の中でプレーすることが目標にやっているので救済措置というよりも、甲子園に向けてがんばるしかないとチームとしては切り替えてはいる。」

取材した高山アナウンサーによると
選手たちは夏に向けて切り替えようとしていて、今も練習はできていない状況です。そんな中、前田監督が、SNSなどを使って選手の自主練習などを見て、オンライン上で指導をしているということです。白樺学園は、構内に外部の人を入れてはいけないため直接話は伺えなかったので、電話取材をしました。先月(3月)24日から練習を再開し、夏に向けて動きだしたとのことです。

【感染予防について】

新型コロナウイルスの感染を防ぐためには何をすればいいのか。専門家にお聞きしました。
電話ゲストは、北海道医療大学 看護福祉学部教授で感染症に詳しい塚本容子さんです。

リスナーからの質問

Q.便や吐いたものからも感染しますか?
A.塚本さんによると吐いたものに関して、コロナウイルスは胃液で死んでしまうので恐らく問題ないということ。ただ、便に関しては注意する点があるという。2002~2003年に中国から流行した「SARS」と今回の新型コロナウイルスは同じウイルス科のもの。当時、言われていたのが、便からの感染です。ある香港の高層マンションのトイレの水道管がつまって逆流してしまうことによって感染が広まったこともあったそうです。今後感染が拡大したときに、自宅療養される方も出てくるかもしれないが、その時にトイレを共有するということは避けたほうがよく、トイレを消毒する方法としては便座の消毒とトイレのドアを開けて、換気をすることが大事だということです。

Q.消毒液の頻度は?
A.ご飯を食べるときとトイレに行った後は手洗いをする。共有部分を触ったあとは消毒薬を使うといいとのこと。付けすぎるとアルコール消毒の効果が得られない。液が乾燥して、はじめて効果が出ます。殺菌成分が入っている石鹸の効果は3時間程度続くということです。アルコール消毒液をつけるタイミングは、いろんな人が触った(共有部分など)あとです。ごはんを食べる前は消毒液ではなく手洗いをしてください。手に汚れがついていると消毒薬の効果が得られないそうです。


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