冬でも気軽に出かけたい! 真冬のお出かけでスマートフォンをうまく使うには? 33歳男性(関西在住)からいただいた投稿に注目です。
「冬は寒さのせいですぐにスマートフォンの電池が減ってしまいます。マイナス15度の層雲峡で写真を撮影していると完全充電した状態にも関わらず10分もしないうちに電源が落ちました」。
冬ならではのこのお悩み、加藤誠記者が調べました。
冬のイベントに行ってみると…
私が訪ねたのが十勝の音更町の冬のイベント「彩凛華」。夜になると、音楽に合わせてオブジェが色鮮やかに光り、絶好の「SNS映え」スポットです。訪れた多くの人がスマホをかざして写真を撮影していました。

しかし会場は手元の温度計でマイナス5度。しばらくいると体の芯から冷えてくるのを感じる寒さです。そうしたなか、スマホにも異変が…。
釧路市から友人と訪れた22歳の女性
「今、バッテリーの残量表示は53%です。10分前までは80%あったんですけど。一気に下がってなくなりました」
家族連れで恵庭市から訪れた48歳の男性
「会場に来てから減るのは早いです。仕事でも外にいることが多いのですが、やっぱり外に携帯電話もっていたらすぐにバッテリー残量がなくなります。そういうつくりだからしょうがないのかな」
この方は、あきらめ気味でした。
帯広市の18歳の女性
「素敵な写真を撮りたくて来ました。外にいるときはすぐに電源が落ちてしまうので、出かけるときはモバイルバッテリーを常に持ち歩いています」
対策を教えてもらいました。
極端な低温は“快適な使用ができない”
冬のスマホのバッテリー対策はどうしたらいいのか。私は携帯電話最大手「NTTドコモ」グループの帯広支店を訪ねました。

取材に応じていただいた会社の営業担当課長の晒谷宗由さん
「機種によって違いはありますがスマホには快適に使用できる温度が設定されていて、温度が低くなることによって動作がしづらくことが起こる可能性があります」
説明書やホームページを確認してみると、
▼アンドロイドOSでシェアが高い機種では、0度から35度の範囲で使用し、極端な低温は避けてほしい、との記載が。
▼またiPhoneも0度から35度の場所で使用し、動作温度を下回る極端な低温下で使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあると表記されています。
何で暖める?
とはいえ冬場は氷点下になることが多い十勝。どうすればいいのでしょうか。
帯広出身で十勝を熟知する晒谷さんは、個人的経験を踏まえた上で「携帯電話をそのまま外気温にさらした持ち方をするのではなく、例えば私ならふだんスーツなので胸ポケットにいれています。外ポケットでも寒くなるので、内の一番体温に近いところで暖めながらというのがよろしいかと思います」と話していました。
聞いてみて、ふと気になったのが携帯カイロ。街頭ではこれを使ってスマホをあたためて使うという声も多かったです。
ただ、カイロについては晒谷さんは懸念を示していて
「カイロは温度が結構高くなったりしますので、これを直接貼ってあたためたりするということまではお勧めしないです。やはり人のぬくもりが一番大事だと思います」と話していました。
長持ちさせる“テクニック”

ちなみに「ナットクとかちch」では別の視聴者の37歳の女性から機内モードにすると長持ちするというアイデアもいただきました。
これについて晒谷さんは
「近くの基地局というアンテナを探して、電波をいろいろ探しつづけることで電池が消耗します。
機内モードにすることで、電波を探しにいくという動作がなくなるため、電池の消耗を少しでも防ぐということになり、有効だと思います」
このほか、
▼スマホは近年、大画面・高画質化していて、電池の消耗に対する影響が大きくなっていることから画面の明るさ設定を変更することや
▼アプリを立ち上げたままだと、バックグラウンドで通信を行い、
電池を消費するため、こまめに
終了することも有効だということです。

加藤記者の取材後記
寒い冬の十勝でももっと出かけたい、実はこの季節は、まだまだ知られていない魅力が多いと言われます。その発見には皆さんのスマホによる発信が欠かせないにも関わらず、撮影しようと思ったときには肝心のバッテリー残量がない…。
取材を通じ、このお悩みは大事な問題だと気付かされました。まだまだ寒さが続きますが、電池の消耗を抑えながら、冬のワンシーンを撮影してみてはいかがでしょうか?こうした十勝に暮らしていて何気なく感じる皆さんの身近なお悩み、取材してどんどん返していきたいと思っています。ぜひ投稿お寄せください!