22日、旭川市の住宅街にある墓地やその近くのゴルフ練習場などでクマの目撃情報が相次ぎました。
22日午前11時すぎ、旭川市神居町にある神居墓地の南西側で、「クマが墓地の敷地内を歩いている」と、墓参りに訪れていた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、目撃した人はクマの体長は1メートルから1.3メートルほどで、西側に走り去ったと話しているいうことです。
警察から連絡を受けた旭川市が地元の猟友会のハンターなどと現地を調べたところ、幅が13センチほどの成獣のクマのものとみられる足跡が見つかったということです。
神居墓地はJR旭川駅から3キロほど西にいった住宅街にあり、周囲には小学校と中学校や公園があります。
また、墓地の近くでは午後2時ごろに南が丘3丁目の国道12号線の道路脇で、午後3時前には神居町台場にあるゴルフ練習場の敷地内でもクマが目撃され、市はいずれも同じ個体と見ています。
警察と市は周辺をパトロールするなど警戒を強めていて、付近の住民に注意を呼びかけています。
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